武士道 (岩波文庫 青118-1)

制作 : 矢内原忠雄訳 
  • 岩波書店
3.66
  • (230)
  • (261)
  • (460)
  • (40)
  • (10)
本棚登録 : 3616
感想 : 319
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003311813

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • なるほどと思わされるが、文章が難しく半ばで一度ギブアップ。読書力上げてから、またチャレンジします。

    二度目のチャレンジで読了。文章はやはり難解だったが、メリハリつけて読み、内容はしっかりと拾うことができた。教育の中で教えられたきた日本人の心の起源が書かれており、親を含め教育に携わることがある人、または公務員には読んで欲しい本。留学が控えていることもあり、日本を世界に知らしめるためにこのような本を書くことができる日本人がいまの世の中にどれくらいいるのだろうと考えた。

  • キリリとして読み易かった。格好よくありたいものですねー

  • バランスのとれた論。心の鍛錬の必要性。

  • 岩波書店 1984/10 ¥588

  • 日本人的な考えた方、昔からの考え方が武士道に多かれ少なかれ根ざしていることが分かる。
    また海外との比較も多く書かれており参考となる。
    文章が難解でした。

  • 無駄に旅して日本のことを分かったような気になるよりも何倍も有益な本。
    武士道の理解は日本の理解に大きく資する。
    読みやすいので、合間に読む本としては教養にもなるしオススメ。

  • そのまんま 息子 だいぶ読みやすい

  • 二十三にしてようやく読んだ。
    面白い。美しく装飾された結果だと、言ってしまえばそれまでだ。が、おそらく虚構ではない。誇張はされているかもしれないが、おそらくそう離れてはいないはずだ。その時代を知る人には、二度と会えはしない。だからこそ、書は大事なのだと深く思った。
    武家だけでなく、百姓たちについても知りたかった。それは、民俗学を読むとしよう。
    さて問題は、俺が面白いと思ってしまったことだろう。外人向けに書かれた本が、今同じ国に住んでいる俺にとって興味深いとこと。俺だけの問題じゃないはずだ。倫理の重要な部分が抜け落ちてしまった。取り戻すこと不可能で、より良いものを手にすることも不可能だ。
    では、これから俺たちはどうすべきだろう?

    これを読んで、少し日本を誤解している外人もいそうだ。
    ただ、その期待に応えるわけではないけど、かっこうよくあれる日本人でいたいとは思える。

  • 日本人が本来持っている精神力や活動の原点となる力について書かれているが、なかでも女性に対して書かれている部分に着目して読んでほしい。
    ワークライフバランスやらダイバーシティといった横文字文化のなかでの男女協働参画が声高になりつつある現代であるけれど、「武士道」を読むことで真の男女協働とはどういうことなのか、あるいは女性が女性らしく生きることとはどういうことなのかを考えさせられる。

  • 読むものというよりは、刻むもの。
    もう何度読んだか忘れたけど、この本は最早何度読んでもいいとかそういう域を超えている。

    日本人としてこの考えを持てていることは嬉しいことだと感じる。

全319件中 121 - 130件を表示

著者プロフィール

1862年南部藩士の子として生まれる。札幌農学校(現在の北海道大学)に学び、その後、アメリカ、ドイツで農政学等を研究。1899年、アメリカで静養中に本書を執筆。帰国後、第一高等学校校長などを歴任。1920年から26年まで国際連盟事務局次長を務め、国際平和に尽力した。辞任後は貴族院議員などを務め、33年逝去。

「2017年 『1分間武士道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

新渡戸稲造の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ジェームス W....
三島由紀夫
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×