- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003380116
感想・レビュー・書評
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唯一絶対の存在の神 vs. 八百万の神を描く古事記との世界観の違いが興味深い。
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マンガで一度通読していた。
改めて活字で振り返る。様々な解釈がなされるのにも頷ける。
バベルの塔はやはり興味深い。
またヤコブの角力のエピソードが印象に残っている。 -
ある
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堂々たるものがある。
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ヤハウェが人に対してやたら厳しい
アブラハムの家系だけ優遇されててずるくない?とか思いながら読みました。
解説を読むと何となくその理由がわかるような気がする。 -
一通り読了。
系図については人の名前が入って来ない。
基礎知識として一通り読んだ後に注釈と照らし合わせながら再度読み込みたい。
ユダヤ教の根幹を何と無く理解できた気がする。 -
キリスト教にもユダヤ教にも通ずる、旧約聖書の五書のうちのひとつ。
天地創造とアダムの家系についての話が書かれており、バベルの塔やノアの箱舟などの有名な話も創世記に修められている。
旧約聖書に出てくる聖人とよばれるような人でも、人間らしい過ちを犯したりすることも多く、そこは今も昔も変わらないのだ、と思いました。
~の家系、という内容で数節を使うほどたくさんの人物が出てきたことには驚いた。なぜ言及されていない者がたくさんいるのかは分からなかった。
家系図を見ながらの読書だったので、一連の話は理解することができました。 -
物語として主要なエピソードは、だいたいどっかしらで見聞きしてるもの。残りはひたすら氏族の系図。
ユダヤ、キリスト、イスラムという、これらだけで人類のほとんどをカバーしてしまう宗教の、この世の始まりを示した聖典なので、こうして通読すると、なかなかに感慨深い。 -
備忘録:ジョジョを思い出した。
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(1967.10.29読了)(1967.10.21購入)
*本の帯より*
天地創造、人類のはじまり、楽園追放、ノアの洪水、その子孫の繁栄。
次々に壮大な神と人類の物語が展開されてゆく。旧約巻頭の書。 -
断片的にはもちろん知っているが、ちゃんと読んだのは初めてじゃないだろうか。いろいろ興味深いのだけれど、基本的に神様ってひどくね? セクハラだし、パワハラだし、アブラハムと子供の件なんかあんまりだと思うんだけど。このあたりの素直な疑問、キリスト文化圏の人がどう解釈しているのかきいてみたい。
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紀元前のもっと昔の
より神に近い時代の話
ヤコブかな?(すでに名前がw)
兄弟をめぐって本人たちや母親が
狡い策を企てたりすると
オホッ!
ってなんかわくわくしちゃう。爆 -
キリスト教については、勉強していたはずなのに実際の創世記を読んでみると「えっ!」と思わされる。
この「えっ!」という驚きは、それまでのイメージの中でのキリスト教とは異なる意外な発見であり、キリスト教を考える上での新たな問題意識である。
特にわたしが感心したのは、リアルな描写。
ヨブ記を先に読んでいたためか、ヤハウェにひれ伏しながら、高齢の妻が妊娠すると聞いて笑うアブラハムに、とても人間臭さ、人間のリアリティを感じました。 -
聖書その物を読んだのは多分初めてだろう。聖書を読むというと宗教家という感じだが、欧米でキリスト教が一般的に広まっている事を考えると、聖書を読むことはその文化の理解の助けになるに違いないと思ってこの本を手に取った。しかし、聖書という本はちょっと難しいと言うか、一回通読しただけでは訳の分からない本だと思ったのが読んでみた感想だろうか。しかし、「ノアの洪水」や「バベルの塔」といった有名なエピソードは知っていたし改めて実際に読んでみて楽しかった。しかし聖書その物を読むのはちょっとしんどいかも知れないと思ったので、また機会を見つけて聖書物語でも読もうと思う。
それから、これを読んでいて気になったのは、やたらと語源の説明が多いことだろうか、もっと西洋の言語(ヘブライ語)を詳しく知っていたならその辺りが楽しく読めたのかも知れない。 -
図書館から借りました
神が七日で世界を作って。
アダムとイブが出現。
禁断の知恵の実を食べてエデンを追われて~
何世代かあとにノア登場。
大洪水。
ヨセフの話で終わり。
読んでわかった。
奴隷制度推奨宗教なんだな、これは。
どうりで連中がアフリカから大量の人を奴隷として連れてきたりしたはずだよ。
神の前では皆平等?
いやはや(笑)
父親は気に入りの息子を祝福して、言う。
「おまえはほかの兄弟たちすべてを僕にして、支配しなさい」と。
みんなと仲良く治めなさい、なんて一言だってなし。
そして、気に入りになれなかった息子は父を欺いて、かわりに祝福を受けたりする。(横取り)
微笑ましい親子関係だねー。
仲良くしたくない民族だねー。
自分の息子たちすら、気に入りの息子の奴隷にしようとするのだから、他民族、ましてや肌の色が違ったら、見下して支配したり、全滅させてしまうのも、むべなるかな。
読んで良かった。 -
なんか、よく分かりませんでした。
前提知識があると、意味が分かるかもしれませんが、
多くの人物がでてきて、ちょっと混乱気味。
うーん、★2つ -
読み終わった…というか、とりあえず最後まで目を通したって感じ。ぐったり。
要再読。メモの準備をして。
目的の為にはまず最後まで読むのが先決と思い、次へ。
前進あるのみ。
第一印象としては。
なんか…「古事記」とよく似てる…。
多分どちらも超表面的にベロッとしか読んでないという共通点からでしょう。
それにしても、久々に「日本語なのに理解不能」って感覚を味わいました。
特に解説。
すみませんおバカさんなんです…。 -
想像以上に面白かった。文化、歴史、価値観を知るためのものにしようと思ったが、読み物としてもよかった。