- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004310334
感想・レビュー・書評
-
格差が拡大しつつあるという現状認識については、データを引用しながら説明しており、説得力があった。
ただ、そのあとの政策提言については「?」という箇所が多く、あーはいはいという感じ。どうやら筆者は高福祉高負担の北欧諸国やベルギーを理想と捉えているようだけど、負担増にあたっての対応策が「努力して国民のコンセンサスを得る」ってだけじゃあねぇ。
現状認識を学ぶという点においてはいいけど、そこからは微妙だったかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今さら再読シリーズ
2006年初版なので、少々話題が古いんですが。というか、8年も経つとこんなにも社会状況が変化するものなのかと驚き。とはいえ、格差社会はますます拡大していく方向にあります。 -
現在の「格差」議論のきっかけとなったと言われる「日本の経済格差」著者の新作ということできたいしたが、内容は可も無く不可も無くというところか。
いくつかの提言もなされているのだが、斬新なものは少ない。 -
大学での講師が書いた本で、格差についての見解が述べられており、分かりやすい。
-
高校3年の時に読んだ本。これを機に格差論に興味を持ち始め、やがて経済学を先行するきっかけになった。
-
読みやすい。事例も分かりやすいが分かりやすさを押しすぎて、やや極端かも。
反対論者が読んだらイライラするんだろうな。 -
とても詳細。私も筆者に同感だ。
-
基本的な知識。
格差是正への政策案が面白い