- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022643865
感想・レビュー・書評
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「人間がある道を行くのは、計算や打算によってではない。」
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昔読んだ本だけど、作者の毒が心地よい。
結婚は金と顔の交換というのは、なるほどね。
最近の女性達も余り変化はないかも -
仕事関係で上司に借りて読んだ。現代の女性の気持ちを心理学的に理解する必要があったため。
仕事は関係なく、ほんとに面白くて電車の中で噴き出しそうだった。
エスプリのきいた文章、日本政府は本気で少子化対策をするなら、VERYを若い女性に無料配布すればいい、っと言うところなど、軽いようだが実は奥深い分析に基づいていると笑いながらも、感心した。未婚のときに読んだら、この毒舌ぶりをどう思っただろう。 -
薄いけれど、ここで初めて見る切り口が満載で読み応えあり!!
何度も読んで何度もうなづいてしまいます。
女性全部に読んでもらいたいなあー…… -
最近の「女性結婚問題」に関する本と、だいたーい同じかんじ…
と思った。1/3くらいまでは。
しかし、中盤以降はけっこう難しい部分(p55~60とか)や、恐怖感を覚えるような部分もあって。他とは全然違う。視点も使う言葉も。
正直、理解できなかった部分が多かったのだが、だからと言って「よくわからん本だったなー」じゃなく、「また違う時期に読んで見たい!」と思った。
著者は大学の先生であり、心理学者でもあるそうだ。
他の書籍も読んでみよう。(解説で勧められていたもの→『風を野に追うなかれ』『宙飛ぶ教室』)
メモはあまりにも多くなったので一部だけ
・私にとって、「理想な洗濯機(結婚相手)」に準ずる「適当な洗濯機(結婚相手)」とは?
・自分の居場所を家庭に置くか、仕事場に置くか
・結婚の条件は、女性の学歴に応じて「生存」→「依存」→「保存」と変化していた
・両立コース、一時的依存コース、依存コース、依存+自己実現コース
・やっぱり結婚はいいと思わせる効果に起案して、「VERY」以上の雑誌はない
・女性にとって、結婚という特典がある限り、すべての職業の人が「腰かけ性」を泣依存させていることになる
・もてる男(女)は、相手を「自分は子の人にとって特別だ」と思わせるために不断の努力を怠らない人
・「うっかり・ちゃっかり」な女になる。NOしっかり!
よく友達に「理想が高いんやない?」と言われ、自分では全くそんなことないと思い続けているのだが、もしかしてそうなのか…?
自己暗示にかかっているのだろうか・・ジェンダーロールに拘束されているのだろうか・・ -
濃い内容。かなりのぶった切り。著者の言葉ではないけれど、「専業主婦に敗者復活戦はない」と早くから上野千鶴子さんは言っていたそうだ。一気読み。
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漠然と心に持っている、「結婚の条件」
深層心理まで活字化されて初めて、どれだけ歪かわかる。
ただ、「適当な」人を待っているだけなのだ。
「苦労したくない、させたくない」から。
「貧しくても彼好みの肉じゃがを作って、彼の所得で慎ましく生きて行く」
ことに夢を見られないほどに豊かに育ってしまった。 -
結婚したい女の心理を予想外な視点から指摘している
最近の「専業主婦願望」を持つ若い女子の心理とは・・・
昔の女が専業主婦になりたがるのと何が違うのか。
目からうろこ!