ソロキャン! (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.30
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本棚登録 : 712
感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022650566

感想・レビュー・書評

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  • 千晶の割り切り方は好きだが、
    仕事のできる女が、上司からのいびりや後輩のドジの面倒をみて溜まったストレスをソロキャンで発散!…という風に見えて、なかなか素直に物語を楽しめなかった。

  • 千晶が楽しそうで、作る料理も美味しそうです。ただ、キャンプメインの話なので、キャンプに興味がないと他に要素がない分物足りなくなるかも。

  • ホントにキャンプが好きなヒトが書いたと思える。
    職場で起こる出来事のほうはなんだか未消化で不愉快だったりするけど。シリーズ続くみたいだから、その後の展開でどうにかなるのかしら。個人的にキャンプには興味がないので、その部分に憧れとかは持てなかった。

  • 平日は仕事を頑張り、休日はソロキャンプでストレス発散する千晶のお話。

    苦手な人や失敗多めな後輩によってストレスを感じつつも、それなりにやり甲斐を持って仕事を頑張っている。
    程よく甘えられる距離にある実家には頻繁に帰省する。
    その様子は、ごく普通の独身女性だ。
    そんな千晶が休日に淡々とキャンプを楽しむ様子が、とても細やかに描かれている。

    ソロキャンプという体験自体の楽しさや魅力が、この本を読めば伝わってくる一冊。

  • 総合スーパーで働く千晶。仕事ばかりの生活で癒しをもとめて、学生の時にハマっていたキャンプを復活させる。というお話。

    職場でモヤモヤしたり同僚との交流シーンも多め。
    文章が好みじゃなかったので星3ですが、リターンキャンパーがまた1からギアを揃えていくところがとても参考になりました。

  • 20231102

  • 「そのはじまり」
    ストレス発散のため。
    文句を言うのは勝手だが、コンセプトに沿って考えられたものを否定するのは違うのでは。
    経験者だからこそ重要な物の見極めがつくのだろうが、妥協出来なくなるのは少し問題ではあるよな。

    「まずは日帰りで」
    譲って貰ったものは。
    まだまだ必要なものは足りていないが、それでも行ってみるだけで気分転換にはなるよな。
    重要な役割だからこそ寝不足になったとしても、そのせいで逆に問題を起こしては意味がないだろう。

    「取り戻した楽しみ」
    見た目が幼いせいで。
    対話をした後の反応ではなく、童顔のせいで勘違いされて顧客を失うのは嫌になるだろう。
    勝手な偏見と押し付けるような意見を言うのは自由だが、無理矢理一緒に行っても楽しくないだろう。

    「やぶれかぶれキャンプ」
    同じ会社に勤める者。
    何を勘違いしているのか分からないが、考え方を変えなければ周りは離れるばかりだろう。
    色々と考えながら準備した結果なのだろうが、ハプニングも楽しむことが出来るのは良いことだよな。

    「焚き火呑みの夜」
    何か一つでも成功を。
    滑り止めすら受験してない状態で、一か八か受けるだなんて余程自信がないと無理だろう。
    何一つ準備が出来ていなければ諦めがつくだろうが、ここまでしてたら簡単には頷きたくないだろう。

  •  ソロキャンプ、アベックキャンプ(アベックって今は使わないのかもしれませんねw)、ファミリーキャンプ、グループキャンプ、それぞれに特性があって楽しいですね! 秋川滝美「ソロキャン!」、2022.8発行。総合スーパーで商品開発を担当する榊原千晶29歳が、ソロキャンプを楽しむ物語。様々なキャンプ用品とキャンプでの美味しい料理が読みどころです。楽しみなシリーズに出会えました(^-^)

  • ソロキャンいいよなぁ。
    焚き火に癒やされながらの独り酒。
    憧れる。
    でも、虫の大嫌いな自分にアウトドアは無理だろう。
    その分、この小説やヒロシのyoutubeで楽しもう。
    テイストは「居酒屋ぼったくり」と似ている。良い人に囲まれて。
    「ぼったくり」より少しほろ苦いけど。

  • 「ひとり旅日和」シリーズが好きなので、同じ著者のこの作品も読んでみました。
    一度は止めてしまったキャンプを仕事のストレス発散に再開する話です。
    この後、続編も予定されてるんでしょう、
    この本ではキャンプ用具を揃えて、久々のキャンプをしたところまでが書かれています。
    私がキャンプをしたことがないせいか、「ひとり旅日和」シリーズの方が読みやすかったかなと思います。

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著者プロフィール

2012年4月よりオンラインにて作品公開開始。2012年10月、「いい加減な夜食」にて出版デビューに至る。他著書に「居酒屋ぼったくり」(アルファポリス)他、「幸腹な百貨店」(講談社)、「放課後の厨房男子」(幻冬舎)などがある。

「2020年 『居酒屋ぼったくり5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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