ソロキャン! (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022650566

感想・レビュー・書評

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  • キッカケ不明『ソロキャン!』(秋川滝美)。


    以前職場の人とキャンプした経験があり懐かしくなって手に取ったような気はします。


    私自身登山を先に始めていて、キャンプをするための必要最低限装備を持っていたという流れがあり、


    本格的キャンピングアイテムは今もなお持ってはおりません。


    そんな感じで本書を手に取って読んでみたら、


    お話序盤、主人公が人に譲るかして手元になくなったキャンプ道具を「いかに安く抑えてゲットするか」という視点から始まったところで「おっ」と反応。


    『ゆるキャン△』(あfろ)は初心者スタートではあるけれど、【学生さん】という事もあって、


    本書は【社会人になってから再スタート】という設定で何か親近感湧きました。


    感想としましては、


    キャンプを始めるにあたって「最初から立派な道具一式を揃える必要はない」というところから、


    「「もっとこうしたい」というこだわりが出始めたら徐々に揃えていけばいい」といった事を焚き火と共にゆる〜く教えてくれる1冊だなって思いましたね。


    この小説のように100均だったり、WORKMANにもアウトドア用品が安く売っていたりしますし。


    以前知人に誘ってもらった万博記念公園の「OUTDOOR PARK」では面白い商品がいっぱいあったのを思い出すなぁ。


    今のところキャンプの予定はないけど、


    こだわりが出始めたら主人公みたいにいろいろ買い揃えたくなっちゃうかもしれないな。


    その前に…


    テントポールのヒモがビヨンビヨンになっちゃってるから、そっちの修理しないといけないけれど。

  • キャンプに焚き火、楽しそう!ただ、主人公的には一人で楽しんでいると思うのだけど、色々な人が登場してくると、私としては交流が広がるのを期待してしまいます。

  • キャンプ行きたいっ!!
    とはならなかったけど(メチャクチャインドアなので…)
    ローストビーフ…作りたくなった!!!

  • 少しお節介で他人に干渉されがちの主人公千晶。
    子供の頃から楽しんでいたキャンプを思い出し、再びキャンプへの憧れや楽しみを取り戻すストーリー。
    美味しそうな料理を作る姿が安易に想像でき、読み手をキャンプ場へと案内してくれる。
    読み終わった時には、キャンプに行きたくなる。
    そんな1冊。

  • 直火で、お肉を埋めてローストビーフ
    そんなこと…。憧れ。やってみたい。
    テント泊も。キャンプに行きたくなる1冊。

  • 「そのはじまり」「まずは日帰りで」「取り戻した楽しみ」「やぶれかぶれキャンプ」「焚き火呑みの夜」
    5話収録の連作短編集。

    主人公は総合スーパー『ITSUKI』を軸とするグループ会社『五木ホールディングス』に勤める榊原千晶・29歳。

    日々溜まっていく仕事のストレス発散と癒しを求め、しばらく遠ざかっていたキャンプを再開する。

    思い切りインドア派で小中学校の校外学習以来、キャンプに全く縁のない私だが、少し興味をそそられた。

    何と言っても次々登場する飯テロ描写。
    堪らん。

    キャンプのノウハウ満載でお家でキャンプ気分を味わえた。

  • キャンプに行けるシーズンに読めば良かったと後悔してしまった。

    主人公はキャンプ経験はあるが社会人生活ですっかりご無沙汰となっていたが、ふとしたきっかけで
    キャンプにまたはまり始める。

    道具選びからキャンプ場での過ごし方まであるあると共感してしまうし、とくに料理の描写が良かった。

  • 好きな作家さんの1人。
    今回はソロキャンプ飯である。
    1人でキャンプ場での食事。
    自由満喫、イイなぁ。
    ‥我が家、子ども達が小さい頃よくキャンプに出掛けたが、
    楽しいは楽しかったけど、私は大変さが上回っていた(汗)

  • 個人のキャンプブログを読んでいるような

  • 仕事のストレスをソロキャンプでおいしいものを食べ、炎をみて発散する様子に自分もキャンプをやりたくなりました。
    確かにたき火の様子って心温まるなって昔、たき火した時のことを思い出しました。

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著者プロフィール

2012年4月よりオンラインにて作品公開開始。2012年10月、「いい加減な夜食」にて出版デビューに至る。他著書に「居酒屋ぼったくり」(アルファポリス)他、「幸腹な百貨店」(講談社)、「放課後の厨房男子」(幻冬舎)などがある。

「2020年 『居酒屋ぼったくり5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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