大どろぼうホッツェンプロッツ: ドイツのゆかいな童話 (新・世界の子どもの本 1)
- 偕成社 (1990年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784036082506
感想・レビュー・書評
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小学生の頃 夢中で読んだ本
正月休みに、実家に戻った際に発見して、自分の子供らに読ませてやりたくて回収してきました。
ただ、自分でも内容を忘れているため、そのうち読み返してみようと思ってます。
不景気のため仕事が減り、帰宅時間が早いため、子供らに読み聞かせしようかな〜と思いはじめました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私が生まれて初めて本がおもしろいということを教えてくれた本です。
キャラクターがみんな個性的で(魔法使いがジャガイモの皮を魔法でむけないところとか・・)楽しい!ほんとに名作です。
大人になった今でも読むと、かなりおもしろいのでオススメですよ☆ -
私自身が小学生の頃夢中になり何度も何度も繰り替えし読んだ本。
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カスパールをぜっぺるに
ぜっぺるをカスパールに
間違えるのが面白いとおもいます。 -
おばあさんのコーヒーひきが盗まれた。とったのは、サーベルを7本の短刀をもった大泥棒。どろぼうはどこだ?隠れ家をさがせ!!
(『キラキラ子どもブックガイド』玉川大学出版部より紹介)
・挿絵が母8(私)はちょっと苦手・・顔がブツブツだらけで。無造作に短剣を腰にさしている姿はちょっとおもしろい。
・少年2人の頭の良さや行動力が魅力的。
・ホッツェンプロッツは実際にいたら怖そう。ドキドキする。
「カスパールとゼッペルは子どもとは思えないほどの知恵と勇気でもって、大どろぼうに立ち向かっていく。すごーい、と子供だった私は心底関心した。私はものすごいビビりだった。もしもじぶんが彼らとおなじ境遇に置かれたらどうなるだろう。大好きなおばあさんのために、危険を承知で体を張れるだろうか。いやあ、無理だな。ー現実の世界で力強くふるまうのは、どうしたって無理だから、物語のなかで、勇気ある子供の体験を味わおうとした。あたかもそれが自分の姿でもあるかのように、想像力を働かせた。(栗田有起『10歳までに読んだ本』)
「どろぼうは悪いやつだけど、大どろぼうは悪いだけじゃない、と9歳のぼくは思っていた。この物語に出てくる大人はみな素敵にまぬけだ。ーホッツェンプロッツみたいに、まっすぐで間抜けな人間がいるから、物語は三行で終わらず。曲がりくねって脱線して、はてしなく続く豊かな世界を見せてくれる。」(矢萩多聞『10歳までに読んだ本』) -
こどもの時に買ってもらって、今も実家の本棚にある大事な本
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読んでいてワクワクし、次々に次の展開が読みたい!となる楽しい童話。童心に帰って一気に読んでしまった。続編も是非読みたい。
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読み聞かせでだけど、かなりの長編を毎日楽しみにしながら読めて、このくらいの話を理解できるようになってきたなという感じ。あと2年くらいでこのレベルが自分で読めるようになれば、読書自走できる感じだよな
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とってもおもしろくて、子どもたちが読んで夢中になるのが目に見えるようです!
解説にもあるように、物語の組み立てがしっかりしているので、すごくわかりやすいのですね。
カスパールとゼッペルは、大どろぼうホッツェンプロッツや大魔法使いツワッケルマンにやられそうになって、でもちゃんと逃げ道?が用意されていてうまくいく。ようせいアマリリスの救出を巡ってのハラハラドキドキ!
名前をわざとへんちくりんに言い間違えたりと、子どもの喜ぶ要素が満載です。
また、どの登場人物もちょっとおとぼけなところがあって、そののんびりしたテンポが個人的には好きです。
クラバートと同じ作者とはびっくりです。