クラバート

  • 偕成社
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  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784037261108

感想・レビュー・書評

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  • リアリティと幻想が拮抗する奇跡の一篇。

  • 千と千尋の原作。えたいが知れないじとじとした恐怖感、これぞ少年少女のための文学という気がする。

  • 読んでから現在に至るまで、心の奥にずっとくすぶっているトラウマ。クラバートに自分を投影して読んでいて、トンダという人物にすっかり参ってしまった当時。以下後日。

  • 物語は全編を通して暗く、どこか人間離れした雰囲気も併せ持ちます。ファンタジーですが、そこには「楽しさ」や「喜び」はほとんど存在せず、「死」や「恐怖」といったものが浮き彫りにされています。一種ミステリーさも思わせるその話の展開は、やがて再び恐怖を残したままに終結します。
    千と千尋の神隠しの母体ともなったというこのクラバートは、どの年代が読んでも全く問題なく読者を引き込みます。

  • ドイツとポーランドに近い地域の物語を題材にして書かれている。チェコのアニメ作家カレル・ゼマンによって映画化された作品。話し事体がとても暗く無気味な趣きがあり良い、本来人間が持つ興味本意を主人公クラバートが本の中で最大限発揮するが その興味が仇になったり身をたすけたりする。
    おいらがもしクラバートだったら 同じようにピンチをきりぬけられるだろうか?恐れ、おののき、びびりながらも勇敢に立ち向かっていくクラバートをお手本にしたい。

  • 児童文学の中で最も好きな作品です。何度も何度も読み返しました

  • 主人公クラバートのいる、魔法を教えてくれる学校の、とても暗く怖ろしいこと!
    物語のもとになった、クラバート伝説もぜひ、読んでみたい。

  • 中学生の時夢中になって読みました。

  • 「大どろぼうホッツェンプロッツ」の作者の作品。魔法使いの弟子となったクラバートの三年間。全体の雰囲気は重く、仲間との別れなど苦しみの時間も長いが、その分ラストが胸に詰まるほど明るく暖かく感じられる。

  • 家の本棚でたまたま見つけた本。全体的に暗いけど、ハラハラしてすぐ読み終わった。

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