クラスメイツ 〈前期〉

著者 :
  • 偕成社
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感想 : 109
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784038144103

感想・レビュー・書評

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  • 来月中学生になる姪へのプレゼント本を探してググり、この本が良いかなと思って手に取る。44歳のおっさんでも面白い。

  • クラス24人ひとりひとりを順番に主人公にして、それぞれの視点からリレー形式で繋いだお話。最初の方ではぎこちなかった雰囲気が後になるほどまとまって来ているように感じた。読んだこちらも話が進むにつれてクラスメイトたちと知りあいになっていくような。同じ出来事でもそれぞれで見方や感じ方は全く違うし、ひとりのクラスメイトに対してもその人との距離感や関係性で印象が全く違ってくる。本人のリアルな内面と外からの見え方もまた違うし。バラバラな人たちがたまたま集まったクラスという単位。それってある意味不思議な縁でなかなかおもしろいものだなと思う。

  • クラスの一年の前半。読みやすいのでYAにちょうどよい感じ。3人組はたしかに、微妙なんだよなぁ。

  • 読んでほしい人は小、中学生の子供がいる人に読んでほしいです!1人1人のクラスメイトの本当の気持ちなどが分かってとても面白いです。

  • みかづきを読んで森絵都の作品をもっと読んでみたくなり、
    ブクログでみつけて読んでみた作品。

    図書館で探すと、ティーン向け小説に属されてた。
    ずっと探してたのに見つからなかったはずだわ。

    読んでみると、
    ティーンの子たちが、同世代の話として共感したり勉強になったりできる内容。
    でも、アラサーの私も、ひとつの物語として、
    又、なんだか懐かしい中学という、子供でも大人でもない曖昧な感覚を思い出して、たのしかった。

    長くない小説かつかなり短めな短編が続くので、
    すぐ読める。

  • 2019.5.1
    読みやすい。
    クラスメイトの名前が覚えられなかったけど、繋がってく様は面白い。
    ひとつひとつが短くて、苦手な子でも読めそう。
    中学生むき

  • 文学

  • 87:なんかこう、なんかこう……! ともどかしさにワナワナする。後編の予約もしなきゃ。

  • 中学生のクラスメイト一人一人を主人公にしたリレー形式の短編集。
    あえて大きな事件などをおこさず普通の日常を表現されたのだと思います。
    なので特に可もなく不可もなくといった仕上がり。

  • 読み始めた時は、中学生の話という事で、昔のように感じた。でも、読み進めて行くと、一人一人のストーリーが細かく練られていて、面白かった。短編集はあまり好まないけど、時系列で話が進んで行くところがわかりやすく、読みやすかった。

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著者プロフィール

森 絵都(もり・えと):1968年生まれ。90年『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞し、デビュー。95年『宇宙のみなしご』で野間児童文芸新人賞及び産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、98年『つきのふね』で野間児童文芸賞、99年『カラフル』で産経児童出版文化賞、2003年『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞、06年『風に舞いあがるビニールシート』で直木賞、17年『みかづき』で中央公論文芸賞等受賞。『この女』『クラスメイツ』『出会いなおし』『カザアナ』『あしたのことば』『生まれかわりのポオ』他著作多数。

「2023年 『できない相談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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