- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784038144202
感想・レビュー・書評
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森絵都のYA作品は、鉄板だと再認識。理屈抜きで面白い。
大人向け(?)だと当たり外れがあるのだが、YAの場合のこの安定感… -
『クラスメイツ』の後半。
どの子のことも否定もしなければ褒めてもいないのが、好感が持てる。
A組「解散!」の仕方が清々しくて、とても心地よかった。
「後期」のお気に入りは、ヒロと楓雅、でした。
基本、不器用なタイプが好きです。 -
ちょうど、中学生になったばかりの子供がいるので
思わず手に取ってしまった。
前期よりは、後期のほうが面白くて中でも
不登校の田町ちゃんが、合唱大会の伴奏者に選ばれたのがきっかけで、学校に行けるようになった話が好き。
実際、ピアノを習っている子はたくさんいるけど、合唱大会の伴奏をしてくれるレベルの子はなかなか見つからないんだよね。 -
全員分読み終わったーー!!誰かしらに共感できるしこういうのあるよね!って思った!
田町さんの伴奏のおはなしがすきだなあ。あと担任の先生もすごくすき!1年間みんなと一緒に過ごした気分になりました。 -
田町がよかった。このちゃんの老人ホームでのボランティアのとこも。人は励まされるより励ます方が好き、みたいなのが、納得。
生きているって、必要とされ、役立つ実感大事だよなー。
よい本だった。中学生にぜひ。 -
全編後編通して読んで、覚えてる話と全く頭から抜けている話がある。
きっと実際の中学生もそんなカンジだ。
印象的な子もいれば誰からも忘れられてしまう子もいる。
私は後者だけど、もう悲観もしないし羨みもしない。
意味がないから。
中学生っておもしろくて難しい。
でもきっと誰にとっても瑞々しくて少し気恥ずかしい思い出があるんじゃないかな。 -
一人ずつの文章量がちょうどよく、飽きずに一クラス分読めた。