- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784038144202
感想・レビュー・書評
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北見二中1年A組24人の一年間を24人の視点から描いた連作集。 24人はそれぞれに問題や悩みを抱えていて、大人から見れば些細な問題だけれど各々にとっては人生を揺るがす大問題な訳で、その辺りがとてもよく描かれている。最終章では皆んながきっちり一年分成長しているのが良かったなー。
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爽やかだなぁ。健やかだなぁ。
珍味チョコの話が、可笑しい。
この字数にこの温度が、心地良し。 -
北見第二中学校1年A組の後期。
ラストはもちろん、3学期最後の日。
主人公にはならないけど、みんなに語られている担任の藤田先生がステキ。 -
それぞれに悩みや葛藤があって
それぞれが迷ったり闘ったり諦めたり。
自分の人生の中では誰もが皆主人公。
清々しく読了。
ただ震災の話題はこんだけなら入れなくてもよかったのでは。
【図書館・初読・11/26読了】 -
前期と同じような内容。ヒロの話がおすすめ。
クラスメイトそれぞれの視点から見れるのは
新感覚で面白いと思った。 -
上下2巻いっきよみ。読ませるな。クラスの全員をそれぞれ書きわけて1年間を描く。虫博士の陸くんいいね。ほのぼのした。
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軽く読める。24人の中学生の群像っていうのかな、よく書かれている。
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小さな中学校を舞台にした笑いあり涙ありの青春ストーリー。
登場人物がたくさんいる物語って、いろいろな視点で一つのできごとが描かれているから、とても鮮やかになる。
そして、全員が救われるかたちになるから、どの物語もほっとしながら読めました。
一番印象的だったのは里緒とアリスかな。
楓雅くんもなかなかキャラがたってたな。
なんだかんだで24人みんな覚えてしまったのは、やはり教師ならではなのでしょうか。