クラスメイツ 〈後期〉

著者 :
  • 偕成社
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784038144202

感想・レビュー・書評

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  • 中学生のクラスの中でのあれこれ。

  • 2014.10.2その日に読み終わった。面白かったな。そして一年生の一年間が終わってしまった。それぞれ、成長していく子と、大丈夫か、こいつって子とか。いろいろ。続きが読みたいなあって思う。

  •  10月から修了式までの中学1年A組を描いた〈後期〉。
     自分でも気がつかずに心に変化が生じている、思春期特有のあれこれのエピソードが生徒ひとりひとりを主人公に描かれる。
     仲良しの二人組でも相容れない部分があったり、孤立して見える理由もさまざま。前巻とあわせA組24人のクラスメイトの個性がさりげなく際立っている。見守る大人たちの姿勢も含め、健全で安心して読める小説。

  • 北見第二中学校1年A組 担任:藤田ありみ先生 生徒は24名。

    後期、秋から修了式まで。

    中学生日記を思い出した。
    同じ事象を別の人から見れば、ちっとも同じことにはならない。それは長い人生、いつでも同じことなのだけど、中学時代は特に感受性が強く、またそれに対処する方法もわからない。

  • 中学1年生、かわいいです!後期はさらに泣けました。素敵な先生と素敵なクラス、不登校の子や家庭に事情がある子、冷めた子もいるけれど学校はいろんな子に居場所を与える場であってほしいです。学校が大好きで走って学校に通っていた頃を思い出しました。

  • 前半で気になってたエピソードが、いい感じにフィクションとして一つにまとまり、でも登場人物たちは中学生なので、必ずしもまとまりきってハッピーエンドにはならず、というところが素敵でした。
    いい読後感。

  • 中学時代の繊細さ

  • 前期に続き、一気読了!
    後期は何度も涙しました〜(^^)
    後期はさらに人間関係が絡み合って、楽しく読めました。
    あえて1人を主人公にしないところがクラスメイツ!みんなの個性が輝いているのにまとまってる。青春やね(*^-゜)b とても読みやすいのでオススメです☆

    13 秋の日は…… 久保由佳
    14 伴奏者 心平
    15 見いつけた 田町
    16 マンホールのふた 日向子
    17 イタル更生計画 ノムさん
    18プラタナスの葉が落ちるころ このちゃん
    19 彼がすぐにキレるわけ 近藤
    20 ジョーカー、あるいは戦士 楓雅
    21 バレンタインのイヴ レイミー
    22 約束 真琴
    23 イタルが至る イタル
    24 その道のさき ヒロ

  • 字の大きさからしてターゲットにする対象年齢は登場人物達と同じ中学生ぐらいか?図書館の分類も小説ではなく児童書。

    十人十色の個性的なキャラクタが登場するも自分に似た子や、こんな子、クラスに一人はいたよなと共感できて、ほのぼのする。

    最近のニュースを見てると、実はもっとドロドロしているんじゃとも思うけど、それを忘れて大人のファンタジーとして読めばいいのかも。

    もっと言うと中1なんて小学生から上がったばかりの子達だし彼らの純粋さをもっと信じてやるべきなんだろう。

    この時期をしっかり乗り越えられるかはホント大事な気がする。

  • 24人みんなそれぞれ悩みながらも成長。水泳部に誘う先生に笑ってしまう(笑)今後、どんな大人になっていくのか知りたいなあ。素敵な本に出会えた。

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著者プロフィール

森 絵都(もり・えと):1968年生まれ。90年『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞し、デビュー。95年『宇宙のみなしご』で野間児童文芸新人賞及び産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、98年『つきのふね』で野間児童文芸賞、99年『カラフル』で産経児童出版文化賞、2003年『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞、06年『風に舞いあがるビニールシート』で直木賞、17年『みかづき』で中央公論文芸賞等受賞。『この女』『クラスメイツ』『出会いなおし』『カザアナ』『あしたのことば』『生まれかわりのポオ』他著作多数。

「2023年 『できない相談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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