語彙力こそが教養である (角川新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040820125

感想・レビュー・書評

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  • 本、テレビ、ネットなどからさまざまな語彙をインプットする、そして誰かに話したり、著者独特の言い回しを真似てみることがアウトプットに繋がる。『正しい文脈ですぐに使えること』こそがキレ者の教養だ!
    現代は“情報のシャワー”で溢れている。
    私も斉藤先生のように、もう一生退屈はしないだろう、自分の語彙は一生増え続けるのだろうと実感する毎日を送りたい。

    “新しくインプットする語彙は、コップに注がれた冷たい炭酸飲料のようなもの”
    たとえが面白い!ここまで辿り着きたい!

  • 「ビジネスでワンランク上の世界にいくために欠かせない語彙力は、あなたの知的生活をも豊かにする。読書術のほか、テレビやネットの活用法など、すぐ役立つ方法が満載!読むだけでも語彙力が上がる実践的な一冊。」

    目次
    第1章 教養は言葉の端々に表れる(知性と語彙のレベルは1分でバレる;人は、どんな人を「頭がいい」と感じるのか? ほか)
    第2章 語彙力アップには名著が近道(語彙力を鍛えるためにはインプットが基本;まずは正しい「大人の勉強方法」を ほか)
    第3章 テレビやネットでも言葉は磨ける(世界観と語彙をつくる歌詞;インターネットは現代人必須の語彙収集所 ほか)
    第4章 8つの訓練で「使える語彙」にする(アウトプットには2種類ある;オウム返しでインプット&アウトプット ほか)
    第5章 洗練された言葉づかいを身につける(語彙トレは、漢方薬だと思え;ワンランク上のインプット ほか)

    著者等紹介
    齋藤孝[サイトウタカシ]
    1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論

  • 読んでいて楽しくなった。
    自分は全然言葉をしらないのだと再認識した。
    本を読むことが苦ではないので、自分でできる範囲で読んでいきたい。
    年をとっても、相手がいなくても本はずっとそこにあるのだから。

  • キャッチーで強いタイトル。本が好きな身としては、読書を肯定してくれる内容なのでは、と安らかな気持ちで手に取る。

    インタビューで、語彙の少ない人は賢くなさそうに見えるに納得。阪神の岡田監督が佐藤輝のインタビューに怒っていたことを思い出す。

    野球やサッカーの知識のおかげで商談がはずんだ経験があるけれど、これもある種の語彙力。
    「スペースあるのに狭いところを無理に通そうとするな」とすぐサッカーに例えて怒る上司よ、通じているのは私の語彙力のおかげなので、ぜひともありがたみを感じてほしい。そして給料をあげてください。

  • 何かについてじっくり考えて意見を持つためには、先にたくさんの言葉をインプットすることが必要不可欠。読書術のほか、テレビやネットの活用法など、語彙を豊かにするためのトレーニングが満載。【「TRC MARC」の商品解説】

    関西外大図書館OPACのURLはこちら↓
    https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/iwjs0015opc/BB40238798

  • 効率良く語彙力が上げる方法に興味を持った。
    小説は読まないし、ビジネス書では語彙力はつかないと感じていたので、自伝を読むことで教養を得られるのであれば実践してみようと思った。

  • 相手の言い回しが理解できずに残念な目で見られたり、おもしろい話を伝えられないの教養のなさが要因かもしれない。
    教養がつくと視野が広がるので、今ある好奇心が消えないうちに、まずは夏目漱石から読んでみようと思った。読書以外にも、ただ漫然と眺めるだけではなく言葉を味わったり角度を変えてみる意識を持ってみる。

  • 科学的根拠なしに冒頭から自説を語ってるが
    「語彙・教養」がモテの指標になるべき、で妄想極まり
    オレがモテないのは間違っている!
    語彙力のある筆者は容姿など関係なく語彙力さえあれば配偶者に選ぶのだろうか?
    自説も名著を読む、素読など筆者の他の本で散々語られているもの

  • 齋藤孝さんの本は過去2冊ほど読みました。
    言葉についての愛が溢れていて、普段手にとらない夏目漱石や太宰治の本を読みたくなります。
    現代の私たちは情報に溢れていていつでも良質な先人の文章に触れられるから読まなきゃ損!全体を通して斉藤先生が訴えることは素直に入ってきたのですが…
    個人的には難しい言葉ばかり話す上司は嫌だなぁ。
    ヤバい、でコミニケーションが成り立っている世界も危機感がありますが、仕事場でわざんざ難しい比喩を用いて聞き返してわかりやすく説明し直すより、相手にわかりやすいように伝わるように言葉を発信するのが本当にコミュニケーション力がある人だと思います。
    論語などの知識が必要な話は同レベルで話し合える友人や会社役員などとして下さい。


  • 世の中的には相手に分かりやすく、平易な言葉で〜と言われますが、実際にビジネスの世界で活躍する方々も教養として回り道の知識をつけます。
    同様に語彙力が高いもの同士が話すとより深い階層での理解を深められる点で本書の考えに賛成です。
    周りのレベルに合わせすぎるのは相手自身が私はわからないし、知らないのでこっちに合わせてください!というのと本質的に変わりません。そして、成長も阻害されます。

    これだけネットが出てきて簡単に調べられるのですから、わからないことは自分で調べる。そうして、自分を高めるべきだと考えます。

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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