- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040820125
感想・レビュー・書評
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語彙力を鍛える理由は、会話のレベルを上げることが出来るから 語彙力=頭の良さを証明することができるから
語彙力があれば様々なことをいろんな言葉で表現することが出来るから
語彙力を養うには
論語をよむ
日常的によく使う単調な言葉を、3つの言葉で言いかえる練習をする
ものの歴史を知る
故事成語を学ぶ
シェイクスピア
マクベス 福田恆存訳
学問のすゝめ
著書を読んで、著者の語彙力もよく分かった。例えば、本文中で著者はオススメの本について、有り余る語彙力で説明している。それを通して私は、自然と読みたい!!と思わされたことに気付かされ、ハッとした。これが言葉の力なのだと思う。語彙力を養うことは、今後自分が説得したりする場面でも重要になるのだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
年々、語彙力が低下しているように感じていた。
久しぶりにこの本を再読し、途中で諦めたドストエフスキーの作品を、また、読みたいと思った。
素敵な文章を書けるようになりたい。 -
S図書館再読
21日本語の90%を理解するために必要な語彙数はおよそ1000語と言われています
英語は3000語スペイン語とフランス語は2000語足らず
22大学生が持っている平均的な語彙数がおよそ5万語
広辞苑には24万語掲載されていることを考えると大卒から残りの19万語を網羅してほぼ
100%の日本語が理解できる計算になります
※日本は、色もそうだが、表現豊かな国と実感した
26語彙力の低下は素読文化の減衰にあると考える、語彙習得の一番の近道なのです
※昔の人は書くより暗唱していた
真似がいい、アウトプットが重要だ
紹介している著作がたくさんだが「読書する人だけがたどりつける場所」とあまり被ってない
被っているのは、夏目漱石とドストエフスキーくらい
改めて膨大な著作をご存知だな
「ジェノサイド」「夢を叶えるゾウ」が紹介されていて読書済 -
自分の教養を見つめ直すきっかけになった。
この本を読んで語彙力がつく。。。わけではない。 -
語彙力を高めるための最初の一冊に良いと思います。自分の行動を変えると決心したあとの継続力は人それぞれ。この書物が参考になる人もいれば無理だと思う人もいるでしょう。語彙力が低い人を小馬鹿にした内容ですが、本当の語彙力は相手に合わせて適切な語彙を選べることと思います。この書物を鵜呑みにしないで自分でどう生きていくか考えて行きたいです。
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あまりの文章の書けなさに、参考になる本を読み漁っていたところ、この本に出会いました。
程よいレベルの語彙や言い回しが紹介されていて、語彙の初級クラスの授業を受けているように楽しく読めました。
特にありがたかった内容は、語彙力アップに貢献してくれそうな書物が紹介されていたことです。
今まで流し読みしていた書物を、もう一度味わいながら読んでみようと決心しました。
また、アウトプットの重要性にもふれてあり、まさに自分にぴったりの内容でした。
しかし、後半はレベルが上がり、古文や背景知識とともに楽しむ語彙が多く、新書の少ないページを考えても、前半のレベルと内容を一冊でちょうどよかったのになと感じました。 -
語彙力がなぜ必要なのか
語彙力を身につけるには何をすべきか
が述べられている
この本を読んで改めて自分の語彙力の無さを実感した
高校の時からずっと痛感してはいたけど笑
色んな名著が紹介されていたので挑戦してみたくなった
シェイクスピア、ドエトエフスキーあたりから…挫折しそうだ
本だけでなくインターネットやテレビからも語彙はインプットできる
例えばドラマの脚本
本書で坂元裕二さんと古沢良太さんがおすすめされてて、個人的に2人とも推してたから嬉しくなった
(他の脚本家全然知らないんだけどね)
他にはAmazonとかのレビュー
大きな情報がわかりやすくまとまってて、主観と客観のバランスを取りながら伝える集合知という価値がある
確かに、レビュー読むの結構楽しい
語彙力増やすための方法が色々紹介されてたけど、難しく考えると面倒くさくなるからとりあえず気になった作品読んでみよう〜
✏「耳で聞いた単語を反射的に漢字変換できるかどうか」が、自分の語彙力を測る1つのポイントである
✏情報量や網羅性で勝負できるインターネットと違い、本の価値や重要性は「著者性」または「作家性」にある -
語彙力こそが教養とは思わないが、語彙力も教養の一部だとは思った。
様々な場面で語彙に対するアンテナをはりインプット、アウトプットしていきたい。 -
読んでいると、自分の語彙力の足りなさに不安になります。齋藤孝さんのおすすめする本を読んでみたいと思います。本はたくさん読んできたつもりですが、世界の文学は全然知らず。自分の興味を引くものから読んでみようと思います。
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齋藤先生のお話を聞いてるようにサクッと読める新書。国語が好きな人は面白く読めると思う。特に序盤の、引用は教養のアウトプットである論にはなるほどなあと思った。確かに古典は引用が大好き。本歌取りや枕草子の香炉峰のくだりなど、引用元を知ってるからこそ面白みが二倍的なことって昔からあったんだよなあ。紫式部はほんと清少納言のこと嫌ってて笑う。
脚本家で観るドラマを選ぶ話があってすごく共感。もうわたしは坂元裕二が大好きなので齋藤先生と握手したい。あの人の書く台詞は最高です。
さて、この本は面白かったがわたし自身に実践的かと言われると黙ってしまう。もちろん、難しい古典の言葉を引用したり、かたい言葉を間違えずにつかったりすれば、周りから教養がある人だなと思われるのかもしれない。それはよいこと。
しかし、わたしの仕事的には難しい言葉をより相手に分かりやすく噛み砕いて伝える能力の方が必要とされるような気がする。一つの言葉をとってもいろいろな言い換えを知っておくというのは大事ですよね。相手によって適切な言葉を使い分けられることが重要だと感じた。