魔女の宅急便 2キキと新しい魔法 (角川文庫)

著者 : 角野栄子

• 角川書店 (2013年5月25日発売)

感想・レビュー・書評

[けんちょさんの感想 · 2014年7月10日]

相変わらず暖かいお話。なんせ各登場人物がみな優しい。ただ、そういう系の本なので盛り上がりというのはないです。

[七々海さんの感想 · 2014年6月20日]

キキが少しずつ成長しているな～。

[noramasaさんの感想 · 2014年6月11日]

児童文学だけあって
なんだろうなぁ～
まったりとした、やさしさの中で
物語が進んでいく感じでした。

ただすごいなぁ～
と思ったことがあった。

キキがせっせと荷物を運ぶわけですが、
住民のウワサ話で、荷物運びの依頼が殺到。

まぁ私みたいな心の狭い人間には
こんな根も葉もない噂話のおかけで、
荷物を大量に運ばないといけない状態になったので
ウサワの出所を探し出す。

そして、とりあえず
謝って！と言う。

で、
謝ってもらったところで
配達行を手伝わす。

まぁこんな感じになるところなんですが

キキは違う！
なんと。
大笑い　＆　うれしくなってちゃんと配達するときたわけです。

うん～
すごいなぁ～
私には、そんなこと思えないなぁ～
ってな感じでした。

[姫草ユリ子さんの感想 · 2014年4月28日]

相変わらず周りの皆が優しい。しかしキキちゃん良く空から物を落とすなぁ。こんなに簡単に失敗してちゃお仕事として成り立たない気がするんだけど。まぁいいけど。ちょっとボケちゃったおばあちゃんの赤い靴や、自分の死期を悟ったおじいちゃんの散歩話などちょっと泣ける話もありました。最後にはお母さんのくしゃみの薬の作り方を伝授されたキキちゃん。これからもっと皆の心を暖めてね。

[escuroazulさんの感想 · 2014年4月17日]

コリコの町の生活も1年が過ぎて、キキも成長して街の一員として馴染んでいく、暖かい話が多かったです

[penkichi5963さんの感想 · 2014年3月14日]

１年の見習い期間を終えて、両親の待つ故郷へ里帰りしたキキは、1年間暮らしたコリコの町で生活する決意を固めて町へ戻ります。

今までは箒に乗って飛ぶだけの魔法で生活していたキキは、お母さんのコキリさんが作る「くしゃみの薬」を習得したいと思うようになりました。

故郷からコリコの町に帰る途中から話は始まり、新しい出会いが沢山あるのですが、色々な人と出会う旅に悩んだり、イライラしたり、喜んだり、温かい気持ちになったりと色々な感情をぐるぐると展開しながら少しずつ成長していくキキを応援したくなります。

平仮名が多いので、たまに意味が分からなくて読み返すことも多いですが、素直に読める一作です。

まだ１４歳の子供のキキなので温かい目で見守ってあげなくなります。

[meta80188さんの感想 · 2014年3月13日]

１．キキ、コリコの町に帰る
２．キキ、カバを運ぶ
３．キキ、空色のカバンを運ぶ
４．キキ、森の窓を運ぶ
５．キキ、シャツを運ぶ
６．キキ、赤ちゃんの写真を運ぶ
７．キキ、おしゃれの自分を運ぶ
８．黒い手紙を運ぶ
９．キキ、りんごを運ぶ
10．キキ、さんぽを運ぶ
11．キキ、赤い靴を運ぶ
12．キキ、町の女の子を運ぶ
13．キキ、おいもを運ぶ
14．キキ、運動靴を運ぶ
15．キキ、湯たんぽを運ぶ
16．キキ、種を運ぶ

[mikenoshinさんの感想 · 2014年3月9日]

とにかく、いろんなものを運んでいた。
そこで出会う人々、つながりが楽しかった。

[sasaki02さんの感想 · 2014年3月3日]

キキやジジがちょっとずつ大人になってきているような気がする。
キキやジジが出会う街の人々もまた魅力的。

[mizuumiさんの感想 · 2014年2月18日]

様々なものを「運ぶ」ことを通して、
悩み、壁にぶつかり、生きる証を模索しながらも、成長していくキキ。

運んでいるのは決して目に見える「物」だけではなく、
依頼する人の想いが込められている。
人から人へ、自分から自分へ・・・
運ぶことで見える景色や想いを、時にはキキ自身が受け取ることも。

「さんぽを運ぶ」は、涙が止まらなくなった。
せつないのに、心がとても温かくなるお話。
どのお話も素敵だけど、このお話は特別に好き。

著者プロフィール

1935（昭和10）年、東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、出版社に勤務する。25歳の時からブラジルに2年間滞在し、その体験をもとにしたノンフィクション『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で作家デビュー。著書に『ズボン船長さんの話』『小さなおばけ』シリーズ、『魔女の宅急便』『ぼくびょうきじゃないよ』『おだんごスープ』『ラストラン』など数多くの絵本・児童文学作品がある。産経児童出版文化賞大賞、路傍の石文学賞、旺文社児童文学賞、野間児童文学賞、小学館文学賞、IBBYオナーリスト文学賞など受賞作品多数。

「2017年 『いろはにほほほ』 で使われていた紹介文から引用しています。」