- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041015544
感想・レビュー・書評
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山に行きたくなった。
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サラサラ読める。山の話とともに恋愛や仕事の話。同じ年頃。何だか共感できる、
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後輩から誘われたことをきっかけに山登りを始めた女編集長の話。
別れた男の影響で沈んでいたけれど山登りを通じた自然と人々との交流に癒されていきます。
私は山登りは父に誘われた一度っきり(それも父友人とのグループ登山)。
その後ものめりこむことがなかったため今は性が合わないのかもしれません。
でも主人公のように年を重ねたらハマるかも?
でも人々との距離感もつかず離れずでいいなーとは思いました。
それに淡々とした文章もするすると胸に入ってきて読みやすかったです。 -
山登りと言ってもいいのだろうか。ダイヤモンド富士を観に高尾山に登ったことがある。「絶対山登りなんてしない」って思うくらい素人にはきつかったが、ダイヤモンド富士はびっくりするくらいきれいだった。それを待つ間携帯コンロでカップラーメンを食べている人がすごく羨ましかった。帰りの温泉が本当に極楽だった。
この本を読んだ時、ちょうど友人が槍ヶ岳に登っていた。写真を見せて貰って「ああ、彼女はこの美しさに魅せられたんだな」と思った。素直に素敵に思えた。こんな風景が観られるなんて。
旦那誘っていつかデビューしたいな。 -
山登りと囚われていた元彼への気持ちの変化が 日常的で…
一人山登りやったことないんだけど…もうちょっと経験積んだらやれるかな -
自分でも歩いたことのあるルートでそうそう!と頷きながら読んだ。
単独はあまりないので、行った先での出会いは筆者ほど濃いものはまだない。
男性の作家なのに、女性編集者が主人公なので最初あれ?と思った。
知り合いの誰かをモデルにしたのかな?
実際山へいってる人の目線で最後まで飽きさせなかったけど、結局昔の男をふっきれるまでみたいなのはちょっと余計。
ってそっちがメインなのか… -
エッセイのような登山小説。ややファンタジー要素もあった。
すごく苦しそうだけど、なんだか登山してみたくなるような、ならないような。女性向けだな。視点も完全に女性。しかしこの主人公はとても仕事ができるんやろな。編集長になっちゃったし。そもそも登山ってとっても準備が大事で、判断力が要求される。仕事好きな人は登山も好きなのかな。そんなことを思った。
登山の魅力、自然の壮大さ、人生(女性の)、そんなものを詰め込んだ作品だった。 -
図書館で借りて読んだ。
ずっと読みたいなと思っていたのだけれど、
予約受け取りのタイミングが合わず、なかなか読めなかった本。
いいなあ、山。いつか余裕ができたら超初心者向けのハイキングとか
また行ってみたい。
最後の章で出てきた本が中島敦の『南洋通信』だったのがうれしかったです。 -
登る山々に比して物語は全体として平坦。