小説 言の葉の庭 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041026151

感想・レビュー・書評

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  • 新海監督のアニメーションを基に書かれた小説。誰かの感想で、新海作品でこれが一番好き、と書いていらっしゃる方がいて、気になっていた。
    爽やかな物語だった。ちょっとずつだったつながりが最後にどんとつながって。怜美さんの職業は確かに意外かも。ということはあの職業の人はあのようには見られていないってことでもあるな。

  • アニメのノベライズ版なのだが、アニメ作品では描かれていないストーリーが折り重なり、人物像に深みが増している。

  • 新海映画はそれ程好きでは無かったのだが、小説版は描写が細やかで大変素晴らしい作品だと思った。
    買って良かった!

  • 梅雨の時期に読みたくなる本。
    最近特に雨にイライラしていたから敢えて読み始めた。
    何度読んでも原作リメイクが原作を超える事が出来るんだなと驚いてしまう。
    もちろん映画も透明感があって綺麗で好きだけれど、深掘りした先がこんなに複雑になっているものだからこれを読んだ後に映画を見ると物足りなくなってしまう。寧ろ映画が短すぎるからカットされてる部分も含めてもう一回映画化して欲しい。

  • the ミーハー心で買った本その1(笑)
    先に映画を観て、後半「ただのMVか」となったので小説版も読むことにした。映像が記憶に残っているお陰もあって、風景の描写が美しく感じる。映画で「???」だった部分も本書を読み進めるうちに補完できたので満足。
    一番面白かったのは、孝雄と男性教師が抱いた、雪野に対する印象の違い。二人とも「人間らしくない」と思っているのだが前者が『雪女』を連想するのに対し、後者は『ダッチワイフ』ときた。大人って汚えな~~~、というか穢れた妄想してんな~~~~~と嫌でも突き付けられる感じがして良き。あと、何故か変態性欲と童貞の気配があるの不思議。

  • なんとなく描写に抽象的な印象があったんですが、映画を見ている分、うまくイメージがつながり、結果、面白さが増しました。
    この面白さと興奮を最後の書評ライターさんが言語化してくださっているので、すごくスッキリします。

  • 新海監督作品で一番好きな作品。映画は短いけれど、文庫版では長く細かく設定や描写がされていて、更に好きになった。この作品を機に新宿御苑の年パスを保持するようになり、雨がちょっとだけ好きになった。

  • 映画では脇役でしかなかった人達がこの小説では主役になって様々な視点から楽しむことが出来てとても満足です!

  • 멋진

  • 普段小説はあまり読まないけれど、映画を見て物足りたくて読みました。

    間違いなく言えることは、映画を見たら読んでください。
    映画では描けなかった部分の描写を言葉巧みに表現しています。映画監督が描いたとは思えない技量です。

    登場人物全員のことが主観的に描かれているので、映画を見た後に新しい発見に出会えて楽しめるはずです。

    古典教師と靴職人を目指す学生が、和歌を用いながらの恋愛ストーリーという展開は斬新すぎるテーマです。

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著者プロフィール

1973年生まれ、長野県出身。
2002年、ほとんど個人で制作した短編作品『ほしのこえ』でデビュー。
2016年『君の名は。』、2019年『天気の子』、2022年『すずめの戸締まり』公開、監督として国内外で高い評価と支持を受けている。

「2023年 『すずめの戸締まり(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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