- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041085530
感想・レビュー・書評
-
ガイドブックなみに細かい描写、そして何とも可愛らしい終わり方。ぜひ続きで「ふたり旅」を読みたい!
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『居酒屋ぼったくり』からの本作品。人見知り、引っ込み思案の主人公、日和が一人旅を通して成長していく。旅の楽しさ、グルメを堪能できる作品。気になる男性との偶然のの出会いもあり続編がありそう。
-
好きな場所にぱっと行って、好きなだけ堪能してぱっと帰る。ひとり旅の醍醐味!
ホテルの備え付けドライヤーは客への気遣いの表れ‥なるほど、その通り!ガッカリするドライヤーってあるものね(汗)
がんばれ!日和‼︎ -
「一人旅指南コミックエッセイをノベライズ!」
とか言われたら信じそうな、良くも悪くも超軽量級。
基本前向きだし、たまにはこういうのもね。
旅先での動きやお店との出会いはご本人の体験談?
初読みの作家さんでした。 -
自称人見知り大王で、大人しすぎて上司のいじめのターゲットになっている日和。
彼女があまりにもいじいじうじうじで、どうなるかと思った。
でも、社長や職場の先輩の後押しで一人旅に行き始めたことで、変わっていく。
おいしそうなものがいっぱい出てきて、そそられる。
あの先輩、本当にいい人なのかどうか心配だったけど、杞憂でよかった。
後半の佐原の件は痛快だった。
日和は、まだまだ成長の途中。
がんばって。 -
内容がないよう
パワースポット好きも取ってつけただけで何も伝わらないし、
食事も観光も描写がさらーっとして
日和が人見知り女王だってことしか記憶に残らない -
大好評だった「居酒屋ぼったくり」の秋川滝美さん「ひとり旅日和」、2019.10発行、新しいシリーズの予感がします。家族をして人見知り女王と言わせる梶倉日和24歳、小宮山商店(株)に入社3年目の物語。ひとり旅、その土地の見所、名物、食事のお話です。今回は熱海、佐原、仙台、金沢、福岡が舞台です。私は島根の浜田でよくのどぐろを食べましたが、「のどぐろの消費量は金沢が日本一だけど、水揚げ高自体は断然島根」を聞いて、なるほどと思いました。シリーズになると楽しめそうな感じがします!
-
軽い読み物としては及第点だけど、「お値打ち」とはいえないかな。
-
タイトルに惹かれて購入。
一人旅が好きな私にとっては、ひとり旅の「あるある」が多く点在していました。一部、これはナイでしょとツッコミたくなるところもありますが、そのへんは小説ならではの面白さで楽しめました。
全5章からなる連作短編集で、熱海、佐原、仙台、金沢、博多を旅しています。ふとしたきっかけから、ひとり旅を始めるようになり、人付き合いが苦手な主人公が回を重ねるごとにどんどん成長していきます。最初は日帰り、そこから1泊2日、2泊3日へとグレードが上がったり、○○デビューのハードルがあがったりとさすがに少ない回数で凄いなと感心してしまいました。
ひとり旅の醍醐味は、一人で様々なことが自由に満喫できるということもありますが、この本では、主にグルメについて詳しく書かれています。
これを書いているときに作者について調べましたが、結構食べ物についての作品が多く発売されているんですね。秋川さんの作品は初めて読んだのですが、食べ物が美味しそうに描かれているのが印象的でした。
内容としては、テレビドラマで見た「孤独のグルメ」のような解説があったり、ひとり旅の旅日記っぽく書かれていたりとエッセイのような感じがしました。
旅以外では、主人公の職場の描写が書かれています。旅が好きな先輩女子、嫌みな上司など登場人物が少ないけれども特徴ある人たちばかりで面白かったです。
ひとり旅の魅力だけでなく、何かに夢中になることで、それが仕事やコミュニケーションなど何かの役に立てられるんじゃないかと思いました。無駄なことや失敗したことを話のネタにもなりますし、盛り上がることもあります。
何気ないきっかけが夢中になったり、仕事へとつながることもあります。この本をきっかけに新たに探してみることも良いかなと思いました。