ひとり旅日和

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041085530

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  • ひとり旅日和 シリーズ第1弾
    書き下ろし。

    第一話 熱海 ゆで卵と干物定食
    第二話 水郷佐原 蕎麦ととろとろ角煮
    第三話 仙台 牛タンと立ち食い寿司
    第四話 金沢 海鮮丼とハントンライス
    第五話 福岡 博多ラーメンと鯛の兜煮

    陰キャなOL・梶倉日和が、上司のいびりから気分転換をするために出かけたひとり旅で、いろんな経験、挑戦をし、自由な旅で、自由な人生を生きていく活力をもらう。

    素敵な旅の先輩や、旅先での出会い、美味しい食事と風景。

    こちらも行った気になれる作品。

    「ぼったくり」のより、観光をメインにした感じ。

  • ひとり旅大好きなので借りてみました。
    ひとり旅初心者の日和が回数を重ねるごとにレベルアップしていってすごいな!と思いました。
    何よりひとり旅デビューの地がすごすぎる。ひとり旅歴20年近いけど、あそこは1人じゃ寂しくて行けない…
    泊まりで訪れた地はどこも魅力的な描写で、私もそのお店に行きたくなりました。(店名などの詳細は書かれていないけど、調べればわかりそう。)
    続編があるようなので早速予約しました。

  • ひとり旅日記的?

  • こんなご時世だけど、一人旅は良いなぁ。

    以前ちょいちょい出張に行ってたころは、自費で延泊してあちこち見て回ったもんだ。

  • 私って、ホテルに入るとどうして寝ちゃうんだろう.....
    に笑ってしまいました。でも、そこは似てないけど、旅に対する基本的なスタンスが似ている感じがして好印象でした。

  • ひとり旅に行きたくなりました。
    あまり予定をたてずにのんびりと美味しいもの食べてお酒を飲みたくなってきます。

  • 極度の人見知りで内向的なOL日和は、その性格が災いして上司にいびられてばかり。鬱々とした気分を晴らそうと一念発起してひとり旅に出てみると、もともと一人行動が好きだったこともあり、思った以上に楽しめた。同様の趣味を持つ先輩にもアドバイスされ、どんどん行動範囲を広げて旅を満喫出来るようになって、その上旅先で出会いもあって…。
    一人の女性の成長譚にもなってて、面白い。読み手も旅したくなる。

  • 24歳の梶倉日和は自称「人見知りの女王」。職場では要領が悪く、上司に叱られる日々が続く。ある時、日和に理解を示す社長が憂さ晴らしに旅行を勧める。
    ひとり旅にしり込みしていた日和だったが、旅好きの同僚に後押しされ、まずは日帰りで熱海を訪れる。
    パワースポットである神社に立ち寄ったり、出来立てのゆで卵や干物の味に感動し、思わぬ出会いもあった。
    旅の楽しさに目覚めた日和は、次に一泊で、香取神宮のある千葉県佐原市に向かい、ひとり呑みも体験する。 
    その後も、仙台、金沢へと一泊旅行、そして、勇気を出して有給休暇を取り、福岡への二泊旅行にも出かける。
    ひとり旅をする過程で、日和はいろいろなものを吸収し、成長していく。それが仕事にもプラスに作用し、おまけに、恋の芽生えの兆候も。
    一応、起承転結がある旅物語ではあるが、コロナ禍で旅行がしにくいなか、実際に旅に出ているような臨場感が味わえることがこの作品の一番の売りになっていると思う。
    旅先の名物料理が目の前にあり、香りや舌触りが伝わってくるような、素晴らしい食レポ的な描写が印象に残った。
    神社仏閣などの名所、交通手段、土産物等々旅先の様子が、経路に沿って巧みに紹介され、小説の筋道はともかく、軽いタッチの紀行文として、楽しく読むことができた。

  • sg

  • 内気で人見知りが激しい主人公が旅に出ると、心が開放的になってあちこち行けて、ある男性と知り合うことで人見知りが克服できたなんて、1人旅が駄目な私には羨ましい!の一言でした。

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著者プロフィール

2012年4月よりオンラインにて作品公開開始。2012年10月、「いい加減な夜食」にて出版デビューに至る。他著書に「居酒屋ぼったくり」(アルファポリス)他、「幸腹な百貨店」(講談社)、「放課後の厨房男子」(幻冬舎)などがある。

「2020年 『居酒屋ぼったくり5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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