ひとり旅日和

著者 : 秋川滝美

• KADOKAWA (2019年10月31日発売)

感想・レビュー・書評

[あとあじだいじさんの感想 · 2022年4月16日]

旅の話はとても楽しかった。自分もひとりでちょっと遠出は苦手なので、最初の不安な感じとかも共感したり。
でも、職場での主人公の言葉遣いがどうも引っかかり、なんか好きになれなくて、次作の旅の話はとっても読みたいのにこの主人公に会いたくなくてまだ読めてない。
2作目では少しは良くなってるのでしょうか…

[あひるさんの感想 · 2022年1月30日]

のんびり旅している気分に浸れる。
グルメの描写がたまらん。
私がひとり旅に出る理由は、日常の忙しさで見失われたいた自分を取り戻すため。
私ってこんなことが好きとか、自分との対話でそうそうっていうのを思い出す。リセットされて、また新たな気持ちで日常を過ごせるようになる気がする。
続きも読んでいきたい。

[hoshisato3さんの感想 · 2021年8月15日]

東京都内の会社に勤めるOL梶倉日和が主人公。引っ込み思案な性格ゆえに上司にうっぷんばらしのターゲットにされて嫌味を言われながらも真面目に2年勤務してきた日和に、社長はひとり旅をしてみてはどうだろうとアドバイスをする。それがきっかけで始めたひとり旅で日和は熱海、佐原、仙台、金沢、福岡を訪れる。新しい風景や人との出会い。身も心も安らぐパワースポット。その土地ならではの極上グルメ。旅の醍醐味が丁寧に書かれていました。
ガイドブックやエッセイ形式ではなく小説で味わう旅のリポートは臨場感があってとても楽しめました。主人公の日和が引っ込み思案な性格なのもなんだか自分に似てて親近感が待てました。グルメのシーンはさしずめ女性版孤独のグルメという感じでものすごく美味しそうで羨ましくて仕方がなかったです。きっとこれを読んだ人は一人旅がしたくなることでしょう。続編読みたいです。

[yokota3716さんの感想 · 2021年6月2日]

読むと旅に行きたくなりますね。
人見知りでもひとり旅が出来る。
勇気を与えてもらえますね。

[tenkoaaさんの感想 · 2021年1月12日]

ミステリーばっかり読んでて、久々に違うもの読みました。
一人旅、私も全く出来ないんですが、この人凄い…
こんな風に出来たらいいな〜って思いました

[peckerさんの感想 · 2021年1月1日]

説明がくどいのはいつもの事ですが、旅と料理と恋愛と、楽しめました。

[どりあーなさんの感想 · 2023年12月14日]

ひとり旅をしたくなるような話。ほんとに行きたくなります。小説のルートでいつか行きたい！！
日和ちゃんがどんどん前向きになる様子も勇気をくれます。

[さきさんの感想 · 2023年1月8日]

人見知りの日和という女性社長に勧められてひとり旅に出る話。

先輩の麗佳さんに少しだけ手助けをしてもらって、ひとり旅が始まる。

1.熱海:半熟ゆで卵いいなー
2.佐原:焼き魚定食が食べたくなった
3.仙台:
4.金沢:ハントンライスって食べたことない
5.福岡:海の中道行きたい。博多ラーメンには紅生姜！

パワースポット巡りと美味しい物が優先で人混みを避ける日和の旅スタイルがよい。流行りの御朱印という波に乗らないのも、彼女らしい。

旅行に行ったら(現地のものが少しずつ食べられるから)朝ごはんはビュッフェにすべし。
ホテルのドライヤーの質はお客への気遣いの質。
という自分のこれからの旅のいい教訓も得ることができた。

稼いだお金で旅をして、また仕事への活力を得る。
そんなルーティンに入った日和の明るい未来を予感させる終わり方。

[UNさんの感想 · 2022年9月26日]

行きたいと思っていた観光地があったため、そこを中心に読書。もっとあちこち行ってくれると嬉しい。
一人旅の楽しみというより、一人でも旅できたよ！という話で、旅行記ではない。

[ヒコママさんの感想 · 2022年7月16日]

ひとり旅の自由さ、ワクワク、ドキドキを共有出来たようで楽しく読みました。
旅を経験して、社会生活にも順応していく若い女性の話し。

著者プロフィール

2012年4月よりオンラインにて作品公開開始。2012年10月、「いい加減な夜食」にて出版デビューに至る。他著書に「居酒屋ぼったくり」（アルファポリス）他、「幸腹な百貨店」（講談社）、「放課後の厨房男子」（幻冬舎）などがある。

「2020年 『居酒屋ぼったくり５』 で使われていた紹介文から引用しています。」