悪霊島(上) 金田一耕助ファイル19 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041304679

感想・レビュー・書評

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  • 金田一耕助シリーズ

    船に助けられた被害者・青木の残した言葉「鵺の鳴く夜には気をつけろ」。越智竜平からの依頼で捜査に当たる金田一耕助。刑部島の市子・浅井はるの死。磯川警部の元に届けられた告白文。刑部村への越智竜平の帰還。竜平と巴御寮人の駆け落ち事件。2つの失踪事件。竜平の奉納した黄金の矢。黄金の矢で殺害された巴の夫・刑部守衛。

     2003年4月14日購入

     2003年5月2日読了

     2010年8月11日再読

  • 横溝先生の後期の名作ではないでしょうか。
    「悪霊島」題名からして読む前から期待しておりました。
    横溝先生の作品の舞台の島の名前は「八つ墓村」とか不吉なものが多いですね。
    上巻では事の背景や説明がなされています。
    印象に残ったのはプロローグです。
    とても素晴らしくて魅力的なオープニングです。
    このオープニングの謎が終始、気になりながらも物語は進められていきます。
    この魅力的な謎があるからこそ前半の長い説明も耐えられるというものです。

  • おもしろいけど推理ものなのやらどうやら・・・

  • リピート。面白いんだよなぁ…(2004-10-28)

  • 「あの島には悪霊がとりついている】額から血膿の吹き出した凄じい形相の男は、そう呟いて息絶えた。尋ね人の仕事で岡山へ来た金田一耕助-。絶海の孤島を舞台に妖美な世界を構築

  • 「鵺の鳴く夜は恐ろしい」で有名。
    いわゆる「岡山物」の最後の作品。
    登場人物の心理状態の変化に注目して読むと面白い。

  • 上下巻。

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著者プロフィール

1902 年5 月25 日、兵庫県生まれ。本名・正史(まさし)。
1921 年に「恐ろしき四月馬鹿」でデビュー。大阪薬学専門学
校卒業後は実家で薬剤師として働いていたが、江戸川乱歩の
呼びかけに応じて上京、博文館へ入社して編集者となる。32
年より専業作家となり、一時的な休筆期間はあるものの、晩
年まで旺盛な執筆活動を展開した。48 年、金田一耕助探偵譚
の第一作「本陣殺人事件」(46)で第1 回探偵作家クラブ賞長
編賞を受賞。1981 年12 月28 日、結腸ガンのため国立病院医
療センターで死去。

「2022年 『赤屋敷殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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