- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041880067
感想・レビュー・書評
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不思議な世界観であった。
途中設定が難しくて理解するのに必死であった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
リング三部作完結
読み終わりました…!
リング、らせんと一気読みしたんだけど、ループは時間がかかりました。
なんせSF系全般昔から苦手でして、、これはもうホラーではなくSFですね。
だけど面白い。一気にはいけなかったけど完結編、凄すぎて…よく言えば味わってしっかり堪能出来たかな。
リングを読むならここまでしっかり読むべき。
楽しかったです。 -
鈴木光司による「リング」シリーズ、第3作。「リング」シリーズは、この後『バースデイ』、『エス』、『タイド』と刊行されているが、本作『ループ』が一応の完結作となっている(「リング」三部作)。
科学者である父親と優しい母親の下、平穏な生活を送る小学生の馨。「自分の存在を含めた世界の仕組みをどうにか解明したい」と夢見て、科学者である父親と自然科学について語り合う日々を送っていた。ある日、地球上のマイナスの重力異常地域と"長寿村"が存在する地域が一致していることに気付く。そのことを両親に話した馨は、その一つであるニューメキシコに家族で旅行することを約束する。しかしその直後、馨の父親が「転移性ヒトガンウイルス」に罹患したことで、その旅行は「約束」のまま履行されることがなかった。
月日が経ち医学生となった馨。ある日、父親の入院先で、入院生活を送る息子に付き添うシングルマザーの礼子と出会う。馨と恋仲になり、馨の子を身籠った礼子だが、彼女もまた「転移性ヒトガンウイルス」に罹患していた。父親、礼子、そしてこれから生まれてくる我が子を救うため、「転移性ヒトガンウイルス」を克服したと噂される地域に赴くことを決意する馨。そこは、かつて両親と旅行を約束していた、ニューメキシコの"長寿村"がある地域であった―――。
『リング』、『らせん』の流れからまさかこんな展開になるとは・・・。ジャンル付けするなら、『リング』→「(バイオ)ホラー」、『らせん』→「バイオホラー」、『ループ』→「SF(ホラー)」といった感じ。1作目を読んだ時点で、誰がこの3作目を予想出来ただろうか。(オカルト要素を全面に出した映画版『リング』と並べたら、もはや「他人」と言えるレベル。)この「とんでも展開」には賛否あるだろうが、個人的には非常に楽しむことが出来た。
あと、『らせん』を読んで違和感のあった、「何でもあり」な強すぎる"ウイルス"の理由が、まさかこのような形で説明されるとは予想だにしなかった。私と同じような違和感を持っている人は、是非とも本作『ループ』まで読んで欲しい。きっとその違和感は解消されるはず。(納得できるどうかは別のお話。)
果たして著者は、『リング』を執筆していた時点でこの三部作を構想していたのかどうかだが、著者あとがきを読む限り、さすがに当初からの構想ではなかったようで。いや、さすがにね・・・。 -
前作二作はそういうことだったのー!!
あのひたすら怖いだけだった貞子がまさかこんな壮大な話になっていくとは…! -
完全にSF作品と豹変笑
凄いなあ、、ウイルスが、医学的なものからコンピューターに変わってしまうとは…
中だるみがあるのと、専門用語が多すぎて挫折しかけたけど、最後の衝撃はなかなか凄かった笑
らせんと上手く繋げてきたなあ…
楽しめました。 -
まさかのSF展開でホラー要素皆無になってて残念だった、あのリングの時にあったハラハラドキドキ感は何処へ、というよりリングのお話と続ける必要あったのかな?過去の回想も前作読んでる人からしたら要らないぁってなりました。
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オカルトで展開していたリングシリーズ、スピンオフみたいなものかと軽い気持ちで読み始めたら、まさかの展開に引き込まれた。