- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041970058
感想・レビュー・書評
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色んな女性の色んな仕事を見れて本当に楽しい小説だった。
色んな世界をそっと覗かせてもらってる感じ。
そして、どの女性も素敵だった。
あとがきにあったように、自分の仕事を好きになったり、実は自由でいれることを思い出そうと思った。
読みやすかったー。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あぁ、もう、頑張るしかないな。
と思わされてしまう、様々な職業の働く女性を描いた短編集。みんな頑張ってるんだなぁ。だから私も、頑張るしかないんだよなぁ。
決してエールを送ってくれるという感じじゃないんだけれども、働く女性が読むと、きっと、ちょっとだけ前向きになれるんじゃないかな。そんな気がする。 -
【2024年45冊目】
職業を題材にした短編集。仕事に、恋に、生きること自体に一生懸命な登場人物たち。共感したり、意外な展開にビックリしたり、納得したりしながら読みました。
その職業ならではの、視点や価値観みたいなのも丁寧に描写されていて、世の中には本当にいろんな職業があるんだなぁとしみじみしたり。最後に手相観の方のエッセイもあって、余計にそう思いました。まず、手相観という職業があることにもビックリ。占い師ってひとくくりにしてました。
語り部が女性だけではなく、男性視点なのもあったのがちょっと意外でした。
ポケットに入れられるボリュームで、さっくりと読めるのも良かった。 -
3.4
共感できる話、できない話、色々あれど読後感は悪くなかった。短編で読みやすくさくさく読めた。
手相観の方のあとがきもよかった。 -
あとがきの
『こういうと語弊があるかもしれないが、
私はお金が好きだ。
何のために働いているかというと、そりゃもうお金のためである。
お金はすごい。
途中略、、、
しかしこうやって考えてみると、お金そのものより、お金によってできることが好きなのだろう。
何故ならば、そんなに好きなら使わずに貯めていけるはずだからだ。』
というフレーズがしっくりきた。
お金が好きとかいうと
金の亡者とかそういう捉え方され、悪い印象を与える。
私もお金があれば、挑戦できる選択肢が増え人生の幅が広がると思う。そのお金を得る手段に仕事があり、仕事観というものを改めて考えることができた。
あと、女性で産まれてくることの幸せさと真逆の残酷さ....
色々考えさせられた。
女性として産まれたからには美しくありたい。
痛みや苦しみに耐えても、美しさを追い求める理由...なんなんだろうか。。。
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あとがきがこんなに自分好みの小説に出会えるとは。
それで、あなたは、いったいどうしたいのか。
どうしてもらいたい、のではなく、どうしたいのか。
じんわり沁みた。悩んだ時、行き詰まった時に自分を預けたくなる様な1冊でした。 -
仕事をする女性のお話。体育教師、看護婦、水泳インストラクター、専業主婦が印象的だった。どんな仕事でも、いいこと、嫌なことがあると思うけど、私は私の仕事を、私なりに頑張ろうと思った。専業主婦は、夫からの感謝の言葉一つで、モチベーションが上がるんだろうな。すごくよく分かった。
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読了