オペラ座の怪人 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042840015

感想・レビュー・書評

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  • 映画化されて話題になった原作の文庫本。自分が持ってるものはこの表紙じゃなかった。
    読んでみたけど難しい……怪人は結局なんだったのかわからずじまい……。



    というわけで2度目の読破に挑戦。
    今度はやっと話が理解できた。1度目のときは精神的に子供だったんだ(え

    最初のうちは怪人の行為がすべて魔術とかそういう類のものに見えて、これってファンタジー小説だったっけ……と読み進めるうち、怪人の手先の器用さと頭の回転のよさが浮き彫りになってくる。これは、ノンフィクションであってもおかしくない話なんだと。

    怪人はいろいろあってイカレてるんだけど、最後の最後に救いがあるところがよかった。

    クリスティーヌは序盤、頭が弱い残念な子っていう印象が強すぎるんだけど、最後の怪人とのイベント(というか)には、彼女がいい子であることがわかります。
    ラウルもラウルである意味直情一直線の残念な子であることは間違いない(笑


    よし、ちゃんと読めた(はず

  • ごちゃまぜ文学。でも良書。

  • この間、無声映画を観ました。ファントム…骸骨…描写が怖くて、現代の美しいイメージとはかなり違いましたね

  • 映画を観て原作が気になったので買いました。
    ファントムとクリスティーヌの切ない悲恋が中心の映画版とは違い、小説ではオペラ座で起きる事件の犯人は誰?という怪奇サスペンス色が強くなっています。
    作者のガストン・ルルーは「黄色い部屋の謎」というミステリー小説で有名らしいので、今度読んでみたいと思います。

  • どうしようもなく孤独なまま生きるしかなかった子供の物語。<br>
    エリックが愛され許される物語だと思っています。<br>
    恋愛というより家族愛人間愛。最後涙が止まらないんです。<br>
    映画を観てはまった口ですが、好きなのは小説。
    映画は恋だ!

  • この作品どうこうじゃ無く、ファントムが好き。

  • とりあえず最初の方読みにくくて萎え萎え。だんだん翻訳文に慣れてきてからはスピード上がったけど。愛する形って常に多少なり気持ちの悪いものだけど、それがいきすぎるとこんなになってしまうんでしょうか。こんな愛し方は絶対に間違いだと思うけど、本当に欲しくて欲しくてたまらなくなったらこうなってしまうのかも。なんか怖かったです。

  • 【請求記号:953 ル】

  • ‪舞台は20世期初めのパリ。煌びやかなオペラ座での怪事件とその裏で噂される"オペラ座の怪人"の存在。‬音楽の才を持ちながら、その醜い容姿の為に迫害され続けてきた男の悲恋。彼の魂をも歪めてしまった境遇に深い同情を覚える。

  • 怪人とクリスティーヌのやり取りが物語の雰囲気を際立たせていて、古典文学の魅力に溢れた作品。
    読みやすく、臨場感のある翻訳だった。

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著者プロフィール

Gaston Leroux(1868-1927)
パリ生まれ。「最後の連載小説家」と称されるベル・エポック期の人気作家。大学卒業後弁護士となるが、まもなくジャーナリストに転身。1894年、《ル・マタン》紙に入社し司法記者となり、のちにこの日刊紙の名物記者となる。評判を呼んだ『黄色い部屋の謎』(1907年)を発表した年にル・マタン社を辞し、小説家として独り立ちする。〈ルールタビーユ〉〈シェリ=ビビ〉シリーズの他、『オペラ座の怪人』(1910年)、『バラオー』(1911年)等のヒット作がある。その作品の多くは、演劇、映画、ミュージカル、BDなど、多岐にわたって翻案されている。

「2022年 『シェリ=ビビの最初の冒険』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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