緋色の研究 (角川文庫)

著者 : コナン・ドイル 駒月雅子

• KADOKAWA (2012年2月25日発売)

感想・レビュー・書評

[小春ぴよりさんの感想 · 2014年7月25日]

ずいぶん前にバスカビル家の亡霊を読んで以来の久しぶりシャーロックホームズ。
映画のシャーロックホームズを観たらどうにもこうにも読みたくなって読んだら、なんだか思ってた小説のシャーロックのイメージが違くて、映画のイメージのがこの小説のシャーロックと凄く近くてちょっと嬉しかった。
というか、バスカビル家の読んだ本が青い鳥文庫だったから訳が子供向だったのかな？？

[akhrkmrさんの感想 · 2014年5月3日]

ホームズとワトソンの出会いを描く大人気長編を最高の新訳で！

従軍から帰国し、静養のためロンドンで家探しをしていた軍医ジョン・H・ワトスン。
旧友の伝手で同じ目的を有していた男と出会う。
「アフガニスタンに行っていましたね」
初対面でそう言い当てた彼こそ、人間観察力に優れ、博覧強記の名探偵シャーロック・ホームズだった。
若き日の彼らの出会いと最初の事件。
第Ⅰ部で事件はほとんど明かされ、第Ⅱ部では犯人の生い立ちを描かれる。
第Ⅱ部は悲観的な結末になるのがどうしてもわかってしまう。かつても、またあるいは今日でも世界中で起こっている、宗教にまつわる問題をはらんでいる。

あまりにも超人的すぎる推理力。これから読むシリーズが楽しみ。
一度新潮文庫版で読んでましたが、こっちのが現代に即している感があるかなー。新潮・角川以外も注目してみようと思います。

ミステリ 　：☆☆☆
ストーリー ：☆☆☆
人物 　　　：☆☆☆☆☆
文章 　　　：☆☆☆☆

[ryococoさんの感想 · 2014年4月3日]

翻訳の本は読みづらく感じていたのですが、この本は読みやすくて面白かったです。

[SLANGさんの感想 · 2014年3月5日]

東京創元社、新潮文庫と読んできたけど、今のところ一番これがイージーな翻訳。

[asaefkd68さんの感想 · 2014年2月12日]

翻訳ものは苦手ですが読みやすかったです。
内容も楽しめたし、古典にも手を出して見ようと思いました。

[鮎さんの感想 · 2013年11月24日]

ホームズとワトソンの出会いのエピソード。
ワトソン君にほめられてニッコニコなホームズさん可愛い。
ホームズものを読むと、後世のミステリがどれだけ影響を受けたのかということが改めてよく分かります。数ある探偵ものの中で、ホームズとワトソンは探偵助手の代名詞になってしまってるんだからすごい。
新訳版ということで、翻訳物特有のまどろっこしい表現もなく、翻訳嫌いのわたしでもとても読みやすくて面白かったです。多少は翻訳アレルギーが改善されてきたのだと思いたい。海外名作ミステリは読んでみると本当に面白いものが多いので、もっと読みたい。

[tomomarumoさんの感想 · 2013年9月29日]

シャーロック・ホームズとワトソンの出会いの話。
ドラマ「シャーロック」の影響で原作を読み始めた。
よく出来てる。奥深い話だった。テンポが良くてグイグイ読めちゃいます。

[りおんさんの感想 · 2013年7月18日]

私は先に『シャーロック・ホームズの冒険』を読みましたが、時系列的にはこれがホームズの最初の物語になるわけですね。

ワトソンとの出会いってこんなだったんだーとか初期段階での2人が知れてそこも良かったです。

内容としては本当に『単純でありながら、意義深い重要な特色がいくつも含まれていた』事件ですね。

第一部ではあっという間にホームズが事件を解決したことに驚き、第二部では事件の発端となった出来事に惹きこまれすぐに読み切ってしまいました。
犯人の気持ちもわかるし動機や最後が切ないなぁと思いつつ、今後の彼らの活躍が楽しみでしょうがなくなりました。

[gahcocoさんの感想 · 2013年7月16日]

表紙買い。
遠い昔に読んだきり記憶も曖昧だったので、再び楽しく読めました。
自己紹介のアフガニスタン云々はいつみてもワクワクしますね。
「バイオリンは騒音になりますか？」と聞くホームズはなかなか可愛らしい。

[いぶきさんの感想 · 2013年4月29日]

ホームズとワトスンの出会いと最初の事件。
趣味の人間観察を続けるうちにホームズさんに惹かれていくワトスンと、ワトスンに推理の腕を褒められて乙女のように恥らうホームズが見所。

著者プロフィール

アーサー・コナン・ドイル（1859—1930）
イギリスの作家、医師、政治活動家。
推理小説、歴史小説、SF小説など多数の著作がある。
「シャーロック・ホームズ」シリーズの著者として世界的人気を博し、今なお熱狂的ファンが後を絶たない。

「2024年 『コナン・ドイル⑥緋色の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」