遠野物語―付・遠野物語拾遺 (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • 角川学芸出版
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本棚登録 : 1984
感想 : 120
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043083206

感想・レビュー・書評

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  • ほんの100年ほど前の出来事や習俗は、きれいさっぱりどう消えちゃったんだろう。ホントはまだすぐそばに人ならぬものは存在してるんじゃないか…と考えたくなる一冊でした。遠野まで行かなくても、身近な祠から親しみたいけど、不審者に見られそうでもじもじ。

  • 遠野に伝わる古来からの風俗や伝説、奇譚などを集めた本。読み辛かったが内容はとても面白かった。これ一冊紐解けば、怪談話や不思議な話がいくらでも書けそうだ。

  • 新書文庫

  • 語り口調から、幼い頃に観た「日本昔ばなし」を思い出した。

  • 齋藤孝著『大人のための書く全技術』40冊―25

    民俗学を代表する書籍であると同時に、聞き書きという表現形式をも代表する本。

  • 日本人がいつしか失くして忘れてしまった、素朴で懐かしい山村の原風景、その幽玄さに泣きそうになる。

  • 思ったより面白かった!
    部分的には見たことがある話もありつつ。
    こんな物語がリアルに人々の間に残ってること自体ふしぎ。私は、こんなに物語を持ってるだろうか。

  • 民間伝承(を集めた有名な本)。
    http://www.kadokawa.co.jp/product/200403000116/



    【簡易目次】
     目次 003
     初版序文(柳田国男) [005-008]
     再版覚え書き(昭和十年六月 柳田国男) [009-012]

    遠野物語  [013-074]

    遠野物語拾遺  [075-212]

     初版解説(昭和十年盆の月夜 折口信夫) [213-217]
     改版解説(大藤時彦) [218-238]
     新版解説 動機の継承(鶴見太郎) [239-243]
     年譜(作成 鎌田久子) [244-258]
     索引 [259-268]

  • 内容はとても面白かったです。何回でも読み返したい本。遠野物語が読みにくい人は、拾遺から読んでもいいかと思います。遠野の地理の位置関係が分かり辛く、一生懸命調べたのですが、読み終わってから地図がついてることに気づきました…。これから読む人は是非活用してください。

  • 美の巨人たちで宗像志功の「飛神の柵」が取り上げられていました。
    もともとのタイトルは「御志羅の柵」だったとのこと。遠野だけでなく青森までオシラ様の物語、信仰は生きていたんだなと。

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著者プロフィール

1875年生。民俗学者。『遠野物語』『海上の道』などの著作により民俗学の確立に尽力した。1962年没。

「2022年 『沖縄文化論集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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