数学物語 (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 733
感想 : 67
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043118021

感想・レビュー・書評

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  • 殆どが偉人による中学高校で習う数学的発見についてエピソードを交えて述べられているが、最後の一筆書きの項は初耳で面白かった。

  • 当たり前に数を数えたり人間はできるけれども、果たして動物は数を数えられるのだろうか。
    そんないつも気にしないようなネタが詰まっている本です。
    薄いのでサラッと読めますが、読み終わった後の満足感はたっぷり味わえます。

  • さらさら読めて、面白かった。「すばらしい数学者たち」の簡易版。

  • YK4a

  • 学生時代は苦手だった数学。でも算数・数学の知恵(概念?知識?)ってなにげなく生活のいろんなところで役立っているなと改めて思う。数学の勉強は必要だな。
    数学って概念だなと思う。おもしろいなあ。
    いま、私たちからしたら当たり前のことのように思えることも、それが当たり前じゃないときがあって、偉人たちの努力と才能とのおかげで発見されてきたことなんだなあと感じられる。
    具体的な図や例がたくさん載っているし、文体もめちゃくちゃやさしくてわかりやすくて、数学がすきになれる。すごくいい本でした。また読むかも。

  • 0032 2018/05/17読了
    10年以上積読になってたのをやっと読んだ。もっと早くに読んでおけば、数学をもう少し好きになっていたかもしれない。
    数学は嫌いだけど、数学の誕生から学者たちの発見を説明していて、経緯が分かると面白い。
    ニュートンの猫のエピソード好き。
    時々出てくる問題、解きたくなった。(答えも付いてるし)

  • サイエンス
    数学

  • 著者の矢野健太郎さんは、昭和を代表する数学者。プリンストン高等研究所に留学し、アインシュタインなどの当時世界最高峰の頭脳との交流があったことでも知られる。 本書は、このような著者の数学エッセイ集。初等代数、幾何などの古典数学や、デカルト、パスカル、ニュートンなどのエピソードを彼独特のユニークな観点で捉える。 考古学の新発見で当時の通説が覆ったため、誤った記述のあるが、全体としては非常に良い数学の導き書といえる。特に、中学生、高校生に数学の面白さを教えるには持ってこいだと思う。そのうち、愚息に読ませたい。

  • 難しい数式が出てこない数学史。ニュートンさんの萌え話はどうやって伝わったのでしょう。

  • 1961年刊行。中学生・高校生向けの数学、数学者、数学史読本。

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著者プロフィール

矢野健太郎

一九一二年、東京生まれ。東京帝国大学理学部数学科卒業。パリ大学留学ののち、東京大学助教授、プリンストン高等研究所所員、東京工業大学教授などを歴任。微分幾何学の権威として各国の数学者と交友を結び、日本数学界の国際化を牽引。また啓蒙書や受験参考書の著者として、「ヤノケン」の名で親しまれた。著書に『すばらしい数学者たち』『アインシュタイン伝』『エレガントな解答』『数学物語』『数学の考え方』など。八三年に勲二等瑞宝章を受章。九三年、逝去。

「2020年 『暮しの数学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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