女子大生会計士の事件簿 DX.1 ベンチャーの王子様 (角川文庫)
- KADOKAWA (2004年10月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043767014
感想・レビュー・書評
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会計について学びたくて、その取っ掛かりとして読んだ本
その意味では会計の面白さとか、現場感が分かって、目的は果たせた。
ただ、やはり会計は正しいことを正しくやる、ことが仕事なのだぁと改めて実感し、自分には向いてないなぁーと感じた次第でござる。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
会計用語アレルギーのリハビリに最適。サクッと読めた。
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シリーズ読了。正直、小説として読むには色々と物足りない部分もあります。ただ、ラノベ的な人物設定とか、背景説明とか、疲れてる時、しかしどうしても活字が欲しい時などにありがたいです。会計の話はきちんとしてますので、ちょっとしたお勉強にもいいでしょう。ただし、あくまでも概説書と思った方がいいです。本気で勉強しようと思う方は、おそらく別にテキストを用意して批判的読み方をしてみるか、もしくは本当に別のテキストを読むかしたほうがいいです。入門編としてはいいかも。
しかし、読んでいくうちに愛着がわいてくるから困る……(笑) -
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会計の知識がなくてもおもしろく読めた。
同著者、読了2作目。 -
会計そして監査の事を題材とした小説。
小説を通して専門用語も少しずつ学べるし、ストーリー時代も読みやすい設定になっていると思う。
章ごとに読み分ける事ができるので、朝の通勤時間などに毎日1章ずつ読み進めていくこともできる。
めんどくさいと思ったのは、用語の注記が章の終わりにまとめてあるので探すのに多少の手間がかかる…
これを各ページ毎とかにしてもらえるともっといいと思った。
にしても山田さんスゲエな〜 -
読んでいて楽しみながら会計の知識が入ってきます。小説自体も面白く次の展開に期待してしまう感があります。個人的には最終巻を早く文庫化してほしい・・・。
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複雑な1冊(笑)小説として読むには会話や、用語説明が多すぎる。ビジネス書として読むには内容が少なすぎる。
ただ、会計士さんが書いているということで、内容も信用できるし、挫折しがちな難しい専門用語を身近に感じるためには、サラサラ読めて楽しめる1冊だと思います。そこが狙いなのかな?ちょっとした笑い話も含まれているのでマンガ感覚で楽しめました。 -
山田さんの講演を観に行って2巻を頂いたので、先に仕方なく購入(笑)
会計の素人でもサラサラ読めます。その分ストーリーも軽いってことですが^^; -
まず最初に、
これは小説、なんだろうか・・・?
作者もあとがきで書いているように、小説には必ず“人間関係”という物語が存在して、それが言うまでもなく、SFとか推理とかなんとか言う前に、大前提の中心テーマである。
確かに、この話にもそれは存在してる。気弱な会計士補のささやかな恋とか(笑)
でも決してそれが中心ではないし、オマケ程度である。たぶん、小説とは言えない。でも、ビジネス書と言い切ることも出来ないんだと思う。
ただ、“文芸書”としたことでこの本がとっつきやすくなったというのは事実だろうし、それが作者の狙いでもあったはず。実際に、角川文庫から“文芸書”として出ていなければ、私もこの本を読んでいたか分からないし。
そういう意味でこの本は「成功」したんだと思う。
それに、会計士を目指す女子大生にとっては、とても興味深かったですよ、この内容は! -
面白かったです。