クローズド・ノート (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 4826
感想 : 621
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043886012

感想・レビュー・書評

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  • 映画は良かったけど、ドラマチックに作り過ぎてる感じがした。原作は自然な流れだった。特に伊吹先生と子ども達との交流が詳細に描かれていて、より親近感がました。

    主役の女の子はエリカ様だと華やか過ぎてしまう。私の勝手なイメージだと、ももクロを脱退した子。

  • 途中でオチはなんとなーくわかってしまった。 わかった上で読んでもじーんとくるものがあるからやっぱりすごい(´;ω;`) この先、石飛さんと香恵ちゃんがどうなるのかと思うと。。。 個人的には星見さんに制裁がもう少しあるとすっとする部分が←

  • 結末が見えなくて、つながらなかったけど最後はつながった。

    良い終わり方ではあったけど、星美さんの印象の悪さが後を引いてしまった…

  • どんな感じで繋がって行くのだろうと思いながら、楽しく読めた。最後はやはりそういうことだったのだと、予想通りの展開だったけど、感動できた。

  • この終わり方好きです。
    読み終わった後、心にじんわりときました。

  • 生徒に全力でぶつかるってステキ!

  • 大学の教育学部に通う香恵は、住んでいるアパートの部屋に、先に住んでいたと思われる女性の日記を見つける。香恵が文房具屋でアルバイトをしているある日、万年筆を求めて訪れた男性が、過去に自分の部屋を眺めていたことに気づく。

    よく見る作家だけど、初読。てっきりミステリだと思いこんで読み始め、半分くらいでなんか違うなと気づいた。

    よくあるラブストーリーで、そこに重要アイテムである日記が絡んでいく。読みやすく、感情移入もしやすい作品である。

    一方で、全体に登場人物が少なくイベントが散漫で、そこにどう登場人物を配置するかというストーリー展開になっており、ちょくちょく不自然で無理が生じている。また、ドライに、もしくは無機質に描かれる日常は、若干違和感を感じるものがある。

    本を読み慣れている人にすると、コレがこう繋がるわけねと予想できるし、その予想通りの展開になる。そのうえで、カタルシスを迎えてスッキリという展開。東野圭吾みたいだな。

    よくできたストーリーも、繋がりに粗が見えるため、漫画化や映像化の際に補うことで完成するような作品である。

    読みやすい。以上かな。この作家の他のも読んでみよう。

  • 甘く切ないですね

  • 好き

  • 万年筆が欲しくなる本。
    そして安価なものですが買ってしまいました笑

    大学生の女の子が引っ越した部屋で1冊のノートを見つける。
    それは元々そこに住んでいた小学校の先生をしていた女性の日記。あとは、生徒たちからのお手紙とか。

    そこに出てくる男性は自分の部屋をいつも眺めてる男性でした。
    彼に恋をしながら、色々気づいて進んでいく、関わって行くお話。
    私は結構好きだったな。

    イラストレーターの彼の個展のお披露目パーティーで、無くなった彼女の彼に宛てた手紙を読んだのは、みんなびっくりしただろうね。

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著者プロフィール

1968年愛知県生まれ。専修大学文学部卒。2000年、第4回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作『栄光一途』で小説家デビュー。04年に刊行した『犯人に告ぐ』で第7回大藪春彦賞を受賞。他の作品に、『火の粉』『クローズド・ノート』『ビター・ブラッド』『殺気!』『つばさものがたり』『銀色の絆』『途中の一歩』『仮面同窓会』『検察側の罪人』『引き抜き屋1 鹿子小穂の冒険』『引き抜き屋2 鹿子小穂の帰還』『犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼』『犯人に告ぐ3 紅の影』『望み』などがある。

「2021年 『霧をはらう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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