塩の街 (角川文庫 あ 48-3)

著者 : 有川浩

• 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年1月23日発売)

感想・レビュー・書評

[ュさんの感想 · 2022年11月7日]

有川浩さんデビュー作！
うまく書くのではなく、書きたいように書いた作品

人が塩になってしまう世界、という設定がすごい。
序盤で塩害の残酷さと失うことの痛みを感じ、
中盤以降は挽回の時間と後日談。
"愛は世界を救う" そんなこと、ありました。

必要な犠牲なんて無いけれど、犠牲がないと成し遂げられないこともある。世界を救った張本人が隠れなきゃいけないって何だか辛い...。

[kyo_Teraさんの感想 · 2022年11月3日]

恋が世界を救う

もともと弓きいろさんの漫画から入り、気になって原作を購入。後半は短編集のようになってるので読書初心者にもオススメ！スラスラ読めてドキドキ、ハラハラ、キュンキュンがバランスよく楽しめた。

[Rinaさんの感想 · 2022年10月14日]

夢中になってあっという間に読了。崩壊していく世界でも恋って尊い。登場人物たちの心情に共感できる部分が多くてとても惹き込まれた。

[facecollaboさんの感想 · 2022年9月17日]

塩の街(角川文庫)
著作者：有川浩
発行者：角川書店(グループパブリッシング)
タイムライン
http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
facecollabo home Booklog
https://facecollabo.jimdofree.com/
塩に飲み込まれた世界で生きる人々の戦いと心の交流。

[unaさんの感想 · 2022年9月14日]

私の大好きな作品で、小学生の頃から今までの10年で確実に10回以上は読んでいる作品。
もはやどこが好きなのか、言葉で表せなくなってきた。

[ゆばさんの感想 · 2022年9月5日]

大昔に読んだけどもう一回読み返した。最初に読んだときは現象に対する恐怖を感じることしかできなかったけど、今読むと愛とかそういうものの深さを感じた。
これがデビュー作というのは控えめに言っておかしい…
ほんとに良い話…

[本とコーヒーでさんの感想 · 2022年8月20日]

世界を救う為に自分の命をかけることは難しい。
愛する人に生きてもらいたい、そして、共に生きていきたいという希望を持ったパイロットがいた事で、結果的に世界は救われた。
愛は世界を救う。現実もそうであれば良いなと願うばかりです。
面白かったです。

[Geineさんの感想 · 2022年5月18日]

凄い、のっけから鷲掴み。納得の作品と思います。

[でぶでぶさんの感想 · 2022年5月13日]

有川浩さんのデビュー作ようやく読めました。
人間が塩の塊になる。奇想天外な内容に、得意の自衛隊が絡んで面白い。

[おはなさんの感想 · 2022年4月9日]

日本が塩害という聞きなれない被害にあって人間が塩になるというとてつもなく恐ろしい内容。
崩壊寸前の東京で暮らす男と少女。年齢に関係ない男女のいたわりや他人を思いやる人間の優しさを面白く表現しているのが印象的だった。

著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。