塩の街 (角川文庫 あ 48-3)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043898039

感想・レビュー・書評

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  • 途中からずっと秋庭さんがかわいかった
    ニマニマしながら読んでしまった

  • あなたは明日死ぬとなったら、誰と過ごしますか?

    最後まで自分ではなく愛する人を思う。素敵ですね。
    息を引き取るその瞬間まで愛する…甘く切なく、眩しい。

    ただ、塩化するってシチュエーションに入り込みにくかったかな?!

  • 現実味のない話が次第に「本当のこと」のように思えてくる恐さがあるけれど、続きや終わりが気になって一気に読みました。真奈さんと秋庭さんの関係がとても素敵でした。

  • かなり突飛な設定だけど、面白いと感じました。ただ、ラノベでありファンタジーでもあるが恋愛に寄りすぎだな、私からすると…

  • 19年28冊目。8.0/10点

    普通に面白い。ちょっと中二なところも含めて有り。
    秋庭イケメンすぎで、かなり女心を刺しに来てるなぁと感じた。「随分女心がわかってるなこの(男)作者」って思ってたら実は女性だと知って作品の裏事情的なオチをつけられた感。

    入江は俺が普段思ってることと似たような事を言うし、やる。読んでてこれほど「俺っぽいなこいつ」と思えたキャラは思い出せない。トリックスターとしての自分を意識させられた。この出会いそれ自体にも加点。

    感想としては「著者の妄想垂れ流し。それを上手くパッケージングした」といったところ。この妄想垂れ流しは上手くまとめられているので、女性陣にはかなり刺さるだろうと予想していたら、他の人のレビューはやっぱりそんな感じ。

    「何で塩なの?」とか「人体って塩より水分だよね?」と言った素朴な疑問は最後までスルーされている気はして、そこはうーんと思ったが、それはそれとして、塩は蛇足・おまけの類なんだと解釈した。

    思った以上に主観的な物語で驚いたが、それを面白いと思わせられるレベルに保てているのは単純にすげえなと。著者の他の作品も読んでみようと思えた。

  • スゴい…これがデビュー作なのか。
    やっぱり、才能感じるなあ。

  • 最初から最後まで面白かった。
    展開がたくさん変わったし、章ごとに現れる人物がこれまた素敵なストーリー。
    泣いた

  • 読むのに1週間以上かかったけど、読んでる間中ずーっとドキドキを感じ続けることができた。本当に名作だと思う!

    設定としては、世界中で突然人間が塩化してしまうという突拍子もないSFストーリーなんだけど、そんなどうしようもない世界で育まれる恋愛に焦点を当てられている。
    恋愛を表現する言葉の一つひとつを取り上げてみてもすばらしい。世界が絶望に包まれても大切な人がいてくれたら救われるんだろうなぁ~と思う。あぁ、恋愛したい。

  • こんなことが起こったらものすごく怖いのだけど…。

  • 軽いタッチで恋愛が軸にあるものの、設定と展開に引き込む力は流石。一気に面白く読ませてもらった!

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著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

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