- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044292041
感想・レビュー・書評
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久しぶりに「憂鬱」、「溜息」、「退屈」を読み直して、やはり続きを買おうという気にはならなかったのだが、ある人から、そこまで読んでいるのなら「消失」は騙されたと思って読んでみてはと勧められたので、だいぶ迷った末に市の図書館で借りたところ、これがもうおもしろくて一気に読んでしまったばかりか、アマゾンに注文までしてしまった。ついでに「暴走」も。
収録作品:「涼宮ハルヒの消失」、「あとがき」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ハルヒシリーズのレビューは第1巻(「~憂鬱」)だけにするつもりだったのですが、あまりに面白かったのでもう1本。ちなみにこれが第4巻に相当します。
即ネタバレになるのでストーリーは何も書けませんけど、お見事!と喝采するほかない出来栄えです。既巻からの思いもよらない伏線の回収、ありえない転回、にもかかわらず奇妙なまでに漂うリアリティ、ベタ展開とどんでん返しの巧みな組み合わせ…手に汗握りつつ一気読みしてしまいました。
某サブキャラが俄然存在感を放っている1冊ですが、それでもしっかり見せ場を作るハルヒは、さすがというべきか。 -
シリーズ4作目。劇場版アニメ視聴済み。
アニメのクオリティが高かったことを再確認。いい映画でした。
ただ、やっぱり原作からストーリーはとても面白い。
SF小説として、十分に評価されるべき良作。 -
ハルヒシリーズの最高傑作との呼び声が高い作品。突然のハルヒの消失、そして世界改変、その謎を探るというミステリー仕立てでぐいぐいと読ませる。しかし、劇場版アニメがより一層切なく心に残る。原作を読むと、劇場版の良さがよく分かった。
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ラノベで泣くとは思わなかった。
何気にハードSFで切ない物語。 -
クリスマスパーティーを開く事になった。
それだけのはずなのに、なぜか、世界が違う。
題名人物は、ほぼ最初と最後だけ。
それ以外は、主人公がひたすらに頑張ると言う状態。
奇妙で、何だかしっくりこない世界でしたが
ごく普通の読みものになっていました。
これはこれでよいかと思われます。
しかし、交差すべき次元と言うか時間と言うか。
今ならまだ大丈夫ですが、これがさらに交差してくると
ついていけるような、ついていけないような?
ごく普通の人、が代名詞のはずなのに…w