涼宮ハルヒの分裂 (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044292096

感想・レビュー・書評

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  • 読了。

  • タイトル通り二つの平行世界?が同時進行していくのですが、その原因がわからないまま続編の「驚愕」へと続いてしまう、はじめて1冊で完結しない物語。新キャラクタを中心とした、例のSOS団と対をなす存在や、謎の後輩?など色々と伏線があって、今まで以上に続きが読みたくなってしまった。

  • 再読

  • 分裂。

  • 2012年11月25日

    カバーイラスト/いとうのいぢ
    カバーデザイン/中デザイン事務所

  • はちゃめちゃだが面白い!恋?シリアス?ギャグ?どれもこれもしっかりとあてはまらないけどはずれでもない不思議な感じ。読むと、やれやれとニコニコが同時にくる感覚になります笑。

  • 「涼宮ハルヒの分裂」
    桜の花咲く季節を迎え、涼宮ハルヒ率いるSOS団の面々が無事に進級を果たしたのは慶賀に堪えないと言えなくもない。だが爽やかなはずのこの時期になんで俺はこんな面子に囲まれてるんだろうな。


    ハルヒシリーズ第9弾。キョンは進級してハルヒと同じクラス。既に習慣化したSOS団の部室への移動と傍若無人天真爛漫純粋無垢な団長の指揮下での活動。そんな日々が続く中、ある日キョンは中学時代の旧友佐々木に出会う。しかし佐々木は一人ではなかった、キョンの目の前にいたのはあの人物・・・。


    いきなり佐々木の紹介で出てきたあの人物により「展開は結構速く進むんだろうなぁ」と思いながら読んでいましたが、思ったより途中で落ち着きました。注目してもらいたい登場人物を一人挙げるならキョンの旧友佐々木です。


    この人が今後ハルヒ(SOS団)をめぐる展開において大きな鍵を握っているようです。今回は佐々木とハルヒがどう違うのか?なぜ佐々木と共にあの人物達は現れたのか?そこを注目しながら読んでもらえると面白いかと思います。私は彼らが佐々木に拘る理由が分かる気がしました(ハルヒと違い落ち着いた空間の持ち主)。


    またSOS団(文芸部)にも大きな変化が訪れます。それはまさかの新入部員希望者殺到です。入部希望に関心を示す新一年生に入部試験を課そうとするハルヒ。しかしそんなやる気満々のSOS団の部室(ハルヒ)に長門がやって来ない!一体長門に何が起きているのか?彼女の元に駆け出すSOS団。この形で今作は終わっていきます。これは良い感じで次を読みたくなりますね。


    長門に何があったのか、彼女の異変に佐々木の仲間は関わっているのか、ハルヒはどう動くのか、そしてキョンは・・・。そんな所に注目して次を読みたいと思います。

  • 新キャラがたくさん出てきたり、よく分からないまま話が進んだり。兎に角謎ばかりの巻。

  • 続く驚愕の導入編。
    これをリアルタイムで読んでいてまた続刊を待たされることになったら発狂していたかもわからん。

    読み始めたときは「この新展開、終わらせる気ないだろ」と思ったけど、逆にこれは平穏な日常に終止符を打ち終わりに向かうための展開なのではないか。

    そしてぞろぞろと登場する新キャラたち。そのなかでも、お気に入りは佐々木。下の名前が出てきてないのも気になる。重要そうなキャラのわりには「佐々木」という普通の名前で、逆になにかあるだろうと勘繰ってしまう。

    さて、驚愕読みます。

  • 唐突に新章スタート

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著者プロフィール

2003年、第8回スニーカー大賞<大賞>を『涼宮ハルヒの憂鬱』で受賞し、デビューをはたす。ほかに『学校を出よう!』(電撃文庫)などがある。

「2019年 『涼宮ハルヒの驚愕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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