涼宮ハルヒの分裂 (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044292096

感想・レビュー・書評

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  • 続きが気になる

  • うっかり「驚愕」を先に読んでしまったのでなんとなく惰性で読んでしまった。

    ・p11「なんか哲学者と画家と音楽家が環になっているとかいうようなタイトルのその本」は「ゲーデル、エッシャー、バッハ あるいは不思議の環」らしい。
    http://nagatoyuki.blog82.fc2.com/blog-entry-402.html

    ・p164 「IFF」は「敵味方識別装置(てきみかたしきべつそうち、英: identification friend or foe、略称:IFF)とは、電波などを用いて、敵の機材・部隊であるか味方の機材・部隊であるかを識別する装置。」らしい。

    物理用語が多くていちいち調べてるとすごく時間がかかるけど、結構面白いわあ。

  • 桜の花咲く季節を迎え、涼宮ハルヒ率いるSOS団の面々が無事に進級を果たしたのは慶賀に堪えないと言えなくもない。だが爽やかなはずのこの時期に、なんで俺はこんな面子に囲まれてるんだろうな。顔なじみのひとりはいいとして、以前に遭遇した誘拐少女と敵意丸出しの未来野郎、そして正体不明の謎女。そいつらが突きつけてきた無理難題は、まあ要するに俺をのっぴきならない状況に追い込むものだったのさ。大人気シリーズ第9弾。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    途中の二冊くらい読んで無いんだが、その間に新キャラがモリモリ出てたのか…!
    キョンが仲良かったという佐々木がとうとう…!
    てか続きものだったんだね
    間も読もう

  • ハルヒ→キョン
    長門→キョン
    古泉→ハルヒ なの?


    なんか、よくわからない。

  • 相変わらずハルヒは引きつける何かがある。

    今回は中学時代の親友(?)佐々木が登場しハルヒ達を引っ掻き回す?・・・疑問系ばっかなのはなぜかルートが2つ存在している(α世界線とβ世界線みたいな感じ)上によくわからないまま今回は終了してしまってるのだ。

    本来はすぐに驚愕が出るはずだったのに発売後すぐ読んでた人にとってはここから何年も待たされたからたまったもんじゃなかっただろう。
    私はすぐに読める環境にいることに感謝するべきなのかもしれない・・・まだ読まないけど(ぇ

  • 遂に「驚愕」以前の既刊読破しました。
    後は「驚愕」を残すのみ。
    で、この「分裂」…評判通りというか、完全に「前編」ですね。
    これで4年待ったファンはイライラしただろうと思います:;

    待望の佐々木さんは、うん、やっぱりいいなぁ。
    理屈っぽいところがハルヒと似ているんですよね。
    意外と言っていることは近くても、言い方や雰囲気で
    こうも印象が違うのかという。

    で、この本の妙な段落というかの構成。
    「驚愕」後編の口絵は、こういうことだったのね~、でした。

    佐々木さんは「β」、「わたぁし」は「α」ですね。
    この「分裂」がどう収束するのか気になります。

  • 2011.09.27

  • (110919)
    どう続くのでしょうかね。

  • 2014年、「驚愕」とあわせて理解するために再読したので記録です。感想は初読時と大きく変わるものではないですが、改めて、久々に読んだこの著者の言い回しの妙と言いますか、やり過ぎ感すらある比喩表現は、意味性の埋没と紙一重ながら、するめのように味のある文体だなぁ、と思ったので、ささやかに追記です。

    ----------

    (以下、2008年読書時)

    通常上下巻ものは下巻でまとめてレビューするんですが、なかなか出ないようなので取りあえず上巻だけ。

    といっても「上巻」と明記されているわけではない今作は、タイトルにメタを埋め込んでいる(と解釈できる)楽しさがあります。そのメタは、本文中では伏線というか構成そのものになり、ある意味で読者をメタメタにするネーミングです。

    新キャラクターや、既存の作品に出ながらようやくクローズアップされたキャラについては、本作読了時での評価は控えます。ここまでで言うなら正直そんなに意外性は見えないので、下巻での巻き返しに期待します。

    このシリーズは、シナリオは比較的過去の名作へのオマージュで構成されていて、そこにキャラクター性で特色を出そうとしているので、そこが下巻でこけないことを切に期待しています。

    ということで、メタ的要素を楽しむには良い作品ですが、結局下巻が出ないと総合的な評価は出来ないと言うことで☆三つです。

    (2008年読了)

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著者プロフィール

2003年、第8回スニーカー大賞<大賞>を『涼宮ハルヒの憂鬱』で受賞し、デビューをはたす。ほかに『学校を出よう!』(電撃文庫)などがある。

「2019年 『涼宮ハルヒの驚愕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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