- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047041943
感想・レビュー・書評
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同じ著者の「不機嫌は罪である」と前半は重なる部分がありましたがこちらの本の方が文章が鋭く実践的に思えました。不機嫌さは能力が欠如している事を隠すためであり、上機嫌は訓練によって身に付ける能力のようです。
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気分をコントールすることの重要性を説く本。
「不機嫌が許されるのは赤ん坊か天才だけ」という著者の主張には100%同感。
ただ、自分を上機嫌にする具体的な方法はあまり記載されていない。一冊の本にするには内容が少ない。 -
2019/3/26 今の自分の心境にマッチ。座右の銘、「いつも上機嫌」で。
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日々過ごす上でのエネルギー総量を引き上げるエッセンスが詰まっている。30代になった今出会って良かった書。20代当時の気性の荒さではこれがストンと落ちることはきっと無かった様に思う。笑 そしてランニングの頻度をまた増やし始めた矢先、タイムリーにも気力体力には下半身づくり、という話も出てきた。
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久しぶりに私には合わなかった本。
不機嫌は能力の欠如を隠すため。上機嫌はバカというステレオタイプ。
反応が鈍くなると不機嫌に見える。 -
いつも不機嫌なあの方にも是非一度読んで、実践していただきたいものだ(笑)
齋藤孝先生の読みやすく、テンポのいい文体で読みやすい。
・不機嫌さは「なんらかの能力が欠如しているのを覆い隠すため」だとしか考えられない
・頭がいいという状態と上機嫌は、一致すべきもの
・頭のいい人、知性のある人は、人と一緒にいる際、常に上機嫌であるはずだと考える
・知性があるというのは、自分の気分をコントロールできること
云 -
上機嫌は"技化"できるというその発想自体が目から鱗。
・勉強のしすぎはキレやすくなる
とか
・反抗期がないのは危険だ
とか
そんな通説はバサっと切り捨てる持論は天晴れ。
確かに魅力的な人はいつも上機嫌だし、
不機嫌でいることの甘〜い誘惑にも納得。
今、もっぱらもてはやされている"自己肯定力"は"自己客観視"によって鍛えられる。
という考え方も、降り注がれる他者からの愛情によって受け身の状態で身につくものととらえるより、自ら積極的に獲得できるものなのだと捉えた方が、人生をより豊かに生きられる気がする。
身体と心を技でつなぎ、人をより魅力的にする。それは、未来の大きな推進力となる。 -
不機嫌が許されるのは、赤ん坊か天才だけ
という謳い文句に引き寄せられた。
上機嫌でいられるならその方がいいよなぁ。
パラダイム変換だねぇ。 -
本当に大人の賢い人は常に上機嫌である、不機嫌が許されるのは乳幼児ぐらいだと。
同じ時期に読んだ内田樹「困難な結婚」にも、結婚を継続するためには上機嫌であることが重要だともあり、繋がったと驚きました。やはり社会生活を送るためには上機嫌であることが必要なことらしいです。
もう一度読み直そうかな。