- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047041943
感想・レビュー・書評
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昨日、自分の座右の銘を決める必要に迫られました。そして、私の2012年の座右の銘を「いつも上機嫌☆」に決めました。
ふっと、この本のタイトルが浮かんできたからです。
この本との出会いは、2011年12月に受講した選択理論の講座です。講師の渡邉奈都子さんの紹介でした。
読んで、納得。自分の身体をコントロールすることで、自分の心を整える。
そうすると他者とのコミュニケーションも円滑にいく、という流れができるという内容です。
「社会を活性化するのは、上機嫌の作法だ」という齋藤孝さんの言葉に、ああ、本当に、会社でも、プライベートでも、いろんな人が上機嫌でいたら、どんなにか、楽しいだろう、と思ったのです。
というわけで、まずは、私から、上機嫌☆になります! -
ふっきり上手になるには、断言力、想像力と客観的に自分を笑い飛ばす力。
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・体を上機嫌モードにする
①目を見る ②微笑む ③頷く ④相槌を打つ
・上機嫌力の根本はふっきる力
①断言力 ②想像力 ③自分を笑いとばす力
・鼻から3秒吸って、2秒腹の中にぐっと溜めて、15秒かけて口から吐き出す
・体をゆさぶりほぐすと、プレッシャーでのこりも取れる
・スクワットで下半身強化。下半身を鍛えないと推進力が出ない
・自分が不機嫌になるパターンを知る。また上機嫌になるパターンも知る。
・拍手は即効性がある! -
『心』と『体』は同列で
ひとつであること
『心』と『体』は密接な関係があること
ポジティブシンキングに『体』を整えることも必要だと
知ることができました
体を伸ばしたりなど何気なく行っていることが
必要なこと
大切なこと
だと思い知らされました -
・肩甲骨をほぐして中身を揺さぶる。浮き立ったオープンな体にする
・からだを、外に広がっているものとしてイメージする。「気」をいい状態に保ち、常に他の人と「気」が交流するよう自分を持っていく
・プレッシャーを感じた状態や、全身が付かれきった状態の上半身をほぐす
・下半身を鍛え、体の活力を呼び覚ます
・ひとつの問題をずっと引きずって絶対に人を許さないのは、それだけ気持ちに暇があり、ぞの暇を不機嫌につけこまれているだけ
・必要以上に自分の病的な部分を拡大して見せるのは、深さではなく、単に健康さが足りないだけ byゲーテ
・ハイテンポは元気を引き出す
・上機嫌を維持するコツは、とにかく出し続けること -
楽しいこと、嬉しいことがあったからというだけでなく、上機嫌を技として使える人はできる人なのだそうだ。
上機嫌の人同士が接触して出たエネルギーは膨大である。
確かに理屈抜きにしても、仏頂面して、不機嫌を思いっきり前面に出している人が、いい仕事ができるわけはない。著者の言うとおり、不機嫌が許されるのは赤ん坊と天才だけというのも頷ける。自然にではなく、自分の技として上機嫌に切り替えることを今後の目標にしたい。 -
「「上機嫌」は、円滑なコミュニケーションのための技。」
目次
第1章 なぜ私は上機嫌なのか
第2章 上機嫌列伝
第3章 気分をコントロールするからだを作る
第4章 かつて「不機嫌の時代」があった
第5章 上機嫌の技化のメソッド
まとめ 上機嫌の作法
著者等紹介
斎藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒。同大学教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。主著に、『身体感覚を取り戻す』(新潮学芸賞)『声に出して読みたい日本語』 -
確かに接客業では不機嫌なお客様が一番困るし、時にメンタルやられます。自ら上機嫌を心掛けていきましょう。
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感想
組織のレジリエンス。構成員一人一人が正しく上機嫌でいれば自然と高まる。知見は蓄積しやがて企業文化を形作る。好循環の始まりは個人から。
座右の銘が「いつも上機嫌☆」!
暮れにお目にかかった時の、もんざさんの素敵な笑顔を思い出しましたよ。
座右の銘が「いつも上機嫌☆」!
暮れにお目にかかった時の、もんざさんの素敵な笑顔を思い出しましたよ。