クラウド時代と<クール革命> (角川oneテーマ21 A 112)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.30
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本棚登録 : 638
感想 : 80
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047102262

感想・レビュー・書評

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  • 3.5はいくかな!(上から)

    ガンダム、コミケ、米国IT企業、サマーウォーズ、などなど、引いてくる例からしても、今年の私にふさわしい1冊だった。

    この本を批判する本を読みたい。特に最後の提言の部分に関して。

  •  表現の自由さ、物質的満足より精神的ゆたかさをのぞむ価値観、こだわりからくる精錬されたアジアの中で異質の「クール・ジャパン」という概念からはじまり、今後のITについてしるされていた。
     話の中で角川の商品が多く出てくるのだがあんま話の流れに深くは関係ないことがおおく微妙だった。
     出版業界のトップの人に語って欲しかったipad、キンドルについてページ数があまりさかれてなくて残念だった。

  • 週刊アスキーに著者がインタビューでのっており、購入してみた。

    日本の文化をクールとして、それをどのようにするべきか、クラウド時代の技術論よりも、クラウドを用いて、特に日本の文化をどのようにビジネスにするかという視点が大きい本だったと思う。

    日本文化を再評価する動きはあるので、その一環だと思われる。

  • 最近、IT関連で話題のトピックについての解説が満載です。
    それをIT業界の人ではなく、出版業者のCEOが書いていることが興味深い。

  • すでに日本は物質的な満足を追い求めることはできなくなった。また、それがかっこよくも見えなくなった。
    今は中国や東南アジアが物質的な満足と目標に邁進しているが、いずれ文化的、精神的なソフトパワーに目標が変換されることは日本が経験済みだ。
    1960~70年代のヒッピームーブメントのアメリカを甘く見た、経済発展に邁進する日本のように。

    そして、ソフトパワーの比較となった場合に、日本はすばらしい精神とコンテンツを持っている。あとはこれをしっかりと世界にアピールするだけだ。

  • [ 内容 ]
    大衆と時代はどこに向かうのか?
    2014年にはコンテンツ大統合時代がやってくる。
    激動の時代を生き抜く策とは何か?
    現役経営者が予告する、情報産業の近未来。
    緊急出版!

    [ 目次 ]


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    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
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    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • クラウドについて、角川グループのトップが書いた一冊。

    若干、遠回りな話も出てくるが、【クールジャパン】を目指して、日の丸クラウド「東雲(しののめ)」プロジェクトを提言してるメッセージはわかる。
    ただ、具体的に何を目指すのかが伝わってこなかったかも。

  • 70歳近い人がITがらみのポイントをとらえている点は脱帽。

    ITやクラウドについて知りたいけど、実は全然わかってないんだ、という人には良い内容ではないか。ある程度知っている人には、聞きかじり感があって物足りないと思われる。

    ただし、著作権絡みは角川氏の本業と密接なこともあってか、内容が熱を帯びていてとても楽しい。IT関連の安全保障の話は、個人ユーザーだけでなく日本でITやクラウドでメシ食う会社全体におよぶのでもう少し欲しかったかも。

  •  まず、日本の出版社のトップが、クラウド時代への先見的なビジョンを持っていることに驚きました。日本のこの種の業界はかなり保守的というイメージが強かったのですが、先入観を持って読み始めただけにすごく新鮮でした。
     あとは、個人的にクラウドに関して無知な部分も多かったので、参考になるという意味でも面白かったです。

     中盤から、個人的に比喩や表現が結構理解できなかったりするのですが(正直煩わしい…)、知的財産に興味のある方、クラウドってなんぞや?という方は、関連部分だけでも読んでみるといいかと思います。
     あまり面白くなさそうだったら、解説だけ読んでみると超時間短縮で概要が掴めます。

  • クラウドに関するあれこれをまとめただけ?

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