知らないと恥をかく世界の大問題2 角川SSC新書 (角川SSC新書)

著者 :
  • 角川マーケティング(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047315426

感想・レビュー・書評

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  • 2巻は、池上彰のメッセージや考えが反映されていて良い!
    引用したい箇所がたくさんありました。

  • 2010年の世の中を振り返ってみると、たった5年前なのにかなり昔の事のように感じられます。 民主党が与党だったなんて信じられません(笑)
    やっぱり準備不足の代表はあり得ないんですね。
    あと1968〜2010年の42
    年間も、世界経済で日本が第2位だったなんて・・・今は目標を見失っているのかな?まず生き残る事に集中したいなぁ。

  • 知らないと〜シリーズの第二弾。第一弾の内容と重複する部分も多少はあったけれどわかりやすく世界のことや日本のことが書かれていて勉強になりました。中国のこと、シェールガス革命、ロシアのこと、アメリカのこと、中東のこと…など、普段なんとなくニュースとかで見たことある、聞いたことあるって漠然としたままだったものが背景や理由をしれたことによって少しは理解できたかなーなんて思います。世界の国々のことがわかり、これらについてかんがえることができれば、日本のこれまでやこれからについても考えて、実行に移して行けるのではないかと思いました。次の巻も楽しみです。

  •  2011年3月に発行された本をようやく読了した。当時から現在(2015年7月)に至る過程が良く分かる。

     民主党政権下で池上さんが懸念していた2012年問題は、オバマ大統領の再選、習近平総書記の選出、プーチン大統領の当選という結果で、世界の風景は、池上さんの危惧されていた通り、協調からナショナリズムへと変化しているように見える。自民党に戻った政権は、国民の56%が反対のまま、安保法案を採決した。日本は、関与したくない世界の勢力争いや、民族/宗教/資源に起因する問題に、目を逸らすことが許されなくなっているのだ。

  • やっぱり面白い。一部では分かりやすく説明するために、無理やり身近な出来事に比喩してる部分もあって、そこまでは必要無いんじゃないかなぁ、とも思える部分はあった。あと、何冊か池上さんの本を読んできたので、似たような説明を繰り返し目にすることも出てきた。この辺は分かりやすく書く事と、飽きさせない事のジレンマであり、紙メディアの限界かな、とも思えた。

  • 今年一発目の本。
    世界のニュースが手っ取り早く分かる!というシリーズの第二弾。消費税に関して。デンマークは消費税25%。しかし国民は納得しているという。医療費が無料、教育費も小学校から大学まで無料。臓器移植も無料。税が高くても、国民には十分な位還元されている、というところが大きいのだろう。日本も、増税するならそれなりの対策を求めてしまう。本当に。

  • 世界の問題も知れるけど、それを知ると、同時に日本が抱えたある問題も浮き彫りに。
    本当にこの国は大丈夫なんやろか??

  • 東日本大震災以後に出版された本である。世界の宗教や資源、民族の違いから戦争など火種がつくことを理解した。世界のことを知ると、知らないところで怖いことが起こっていて恐ろしい。TPP問題や核、ウラン、ギリシャ、北朝鮮のニュースは今後特に気にしていこうと思う。

  • わかりやすく読みやすいけど、外側だけの説明にとどまっている印象。選挙番組の時のようにもっと踏み込む池上節があればよかった。よくも悪くも題名どおり。常識をみにつける意味ではよい。

  • 最近、世界を席巻する中国について少し学べる。中国がここまで伸びた理由として、独裁政治であることが挙げられていたり、レアアースに関しては中国が実にやりかねない方法で価格を安くし、世界の生産量を独占していたり。。。また、なぜ中国が北朝鮮を援助するのか?いつも北朝鮮がミサイル実験をすると言って世界的に経済制裁などが加えられる中、中国は制裁をしない。その理由も挙げられていた。

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著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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