バカボンのパパと読む「老子」 角川SSC新書 (角川SSC新書 141)

  • 角川マガジンズ(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047315648

感想・レビュー・書評

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  • すごく簡単なパパ語に訳されている老子。
    古典は難しい言葉で読まなくても、その作品に触れて自分で考えを巡らすことが大事なわけで、それをやるにはじゅうぶんな本。
    ただストーリーではない(当たり前だw)のと、見開き1ページずつくらいの細切れの内容になっているのが私は苦手なので、今回は読破は出来なかった。他の本と一緒に常にバッグに入れといて、気が向いた時にパラッと読むようなスタイルが、自分には向いてると思った。

  • 資料ID:92120073
    請求記号:080||K
    配置場所:新書コーナー

  • 第63章 おおきなことはちっちゃなことから始まるのだ
    難しいことは易しいうちに対処し、大きいことは小さいうちに手を打つ。この世の難しいことは、決まって易しいことから起こり、この世の大きなことは決まって小さなことから起こる。だから聖人は、ものごとを大きなことには決してしない。それゆえに大きなことが成し遂げられるのだ。
    -P.156

  • バカボンのパパが言ってるだけで、何だか素直に聞けてしまう一冊です。

  • 原文、翻訳に加え、
    バカボンのパパ語訳を併記して
    「老子」をより読みやすくしている本。

  • バカボンのパパ以外の部分は難しかったです。パパ、偉大。

  • 新聞で紹介されていたのを見て購入。老子は難しいイメージがあったけれど、バカボンのパパに解説されると不思議と心にストンを落ちる。「これでいいのだ」と。

  • 他人を理解する者が知恵のある者であり、自分を理解できる者が明察なる者である。足ることを知る者は富み、努力する者は望みを得る 不運には幸運が寄り添っており、幸運には不運が隠れている 

  • 難しくて断念しがちな老子も、バカボンのパパ語訳を一緒に読むことで、ちょっと理解しやすくなるかも。
    パパ語訳で、何となくイメージをつかんで、改めて、老子を読んでみるのもオススメです。

    内容(「BOOK」データベースより)
    今日本はとんでもない問題を数々抱えている。そんななか、老子の「無為自然」の考えがきっと役に立つはず。生きるということは自然の摂理とともにあるということ。そこから始めるしかないのだ。しかし、漢字だらけの老子の文章を読み解くのは難しい。そんなときにあらわれたのが「バカボンのパパ」だった―。とっつきにくい漢文をわかりやすく解説する、「バカボンのパパ語訳」による老子本の登場。

  • 普通に読んだらとっつきにくい「老子」をバカボンパパがわかりやすい言葉で翻訳してくれます。
    まあ、「~なのだ」で語っているだけと言えばそうなのですが、パパが話していると思うと、その言葉がすっと頭に入ってきます。
    合間にはじめちゃんやらバカボンやらがコメントを差し込むことでさらに味わいが深まります。
    無為自然、無欲。「雨ニモマケズ」で目指したところはこういうことなのかなと少し思ったりしてみました。

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著者プロフィール

ドリアン助川 訳
1962年東京生まれ。
明治学院大学国際学部教授。作家・歌手。
早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒。
放送作家・海外取材記者を経て、1990年バンド「叫ぶ詩人の会」を結成。ラジオ深夜放送のパーソナリティとしても活躍。担当したニッポン放送系列『正義のラジオ・ジャンベルジャン』が放送文化基金賞を受賞。同バンド解散後、2000年からニューヨークに3年間滞在し、日米混成バンドでライブを繰り広げる。帰国後は明川哲也の第二筆名も交え、本格的に執筆を開始。著書多数。小説『あん』は河瀬直美監督により映画化され、2015年カンヌ国際映画祭のオープニングフィルムとなる。また小説そのものもフランス、イギリス、ドイツ、イタリアなど22言語に翻訳されている。2017年、小説『あん』がフランスの「DOMITYS文学賞」と「読者による文庫本大賞(Le Prix des Lecteurs du Livre du Poche)の二冠を得る。2019年、『線量計と奥の細道』が「日本エッセイスト・クラブ賞」を受賞。翻訳絵本に『みんなに やさしく』、『きみが いないと』(いずれもイマジネイション・プラス刊)がある。

「2023年 『こえていける』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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