- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048675178
感想・レビュー・書評
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まんまるカワユスな主人公ハルユキ。黒雪姫の子となり加速世界に新たなる風を生む。~先輩の白いお肌に加速したいです~
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アニメを観てから本を読んだ
作品ジャンルの範疇であるはずの「ライト」感はまったくなく、考えれば考えるほど深い世界観•テーマ設定である
私ははじめリンカーたちは、単位時間当たりの心臓の鼓動数を増加させることで、加速しているのかと考えていた
でもその場合、『ゾウの時間 ネズミの時間』に書いてあったように、すべての哺乳類は心臓が20億回打てば寿命がきて死ぬのだから、加速者たちはみな若くして寿命がくることになってしまう
その点が気になっていた
けれどアニメではなく、本を読めばその疑問は一気に氷解した
彼ら加速者たちは、ニューロリンカーとの電気信号をオーバークロックしていたのだ
なるほど、それならいたずらに寿命を縮めることもない
よくできている
また、一巻には出ていないがアクセルワールドのおもしろい設定に、心意システムというものがある
これが非常に興味深かったので、成功哲学の師ジョセフ•マーフィー博士の著書も引用しながら、考察記事を私のブログに書いてみた
ネタバレ全開にだけ注意の上、ご覧いただきたい
『アクセルワールドの心意システムは実在する』
http://kileihana.com/lite/archives/20260699.html -
ゲームだけが取り柄のスクールカースト最底辺のいじめられっ子の主人公有田春雪。彼をその境遇から救ってくれた不思議な上級生の少女がもたらしたのは、VR対戦格闘ゲームブレインバーストという名の新たな世界だった。
コンプレックスを抱えた主人公がそれに向きあい成長していくさまが丁寧で今後の彼がどう変わっていくのかが楽しみ。SFとしても面白い秀逸な世界設定で、バトル描写も熱かった。 -
妹が見ていたのでなんとなく購入。先輩がかわいい
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元はニコ生で海猫沢めろん氏が「いまアクセル・ワールドがいちばん面白い」と言っていて、まずはアニメを見てみたら面白かったので、原作も読んでみた。最新の第11巻まで読んだ。「監視カメラ」が「ディストピア」の記号ではなく成長の場を可能にするインフラ、言い換えれば希望の装置として描かれているのがユニーク。
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もっと先へ…、【加速】したくはないかこの一言から始まる加速世界の物語。
こんなにも先が気になり、読むのに苦が無い小説は初めてです。アニメを見てから小説に入ったのですが、小説には小説でしか表現できないものがあり、このアクセル・ワールドはディテールまで凝り想像力を増幅させてくれる作用がありますね。
第一巻はそれぞれの人のコンプレックスと言うのがクローズアップされた作りになっていたと思います。それぞれの登場人物、特に黒雪姫、ハル、タクに感情移入して読み進めるとそれぞれで違った印象を持って読み進める事が出来ると思います。
本当にこのライトノベルを読んでいなかった自分に反省です…。 -
面白いです。こういう設定が好きなので楽しめました。
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最近読んだラノベの中では一番好きな作品に。
デブで汗っかきないじめられっ子と眉目秀麗な黒髪少女、幼馴染みのツンデレっ娘などキャラクター設定はかなりお決まり感があります。しかししっかりした世界観と安定感のある文体、テンポの良さ、終盤の盛り上がりなどなど魅力的でした。 -
漫画版を先に読んでたからサクサク読めた。いじめられっ子と優等生の劣等感がぶつかり合う感じは、しっかり文章で読むと現実味があって面白かった。
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設定が凄い好み。テンポも良くて面白い