ソードアート・オンライン2アインクラッド (電撃文庫)
- KADOKAWA (2009年8月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048679350
感想・レビュー・書評
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短編四編を収録しています。第1巻でキリトがヒースクリフを打ち破り、ゲームの世界からの帰還を果たしましたが、本巻はそこにいたるまでの2年間の日々をえがいた作品集となっています。
第1話「黒の剣士」は、ビーストテイマーの少女シリカがヒロインです。彼女の使い魔である小竜のピナをよみがえらるために、キリトが彼女とともにゲーム世界の戦いにいどみます。第二話「心の温度」は、鍛冶屋のリズベットがヒロインです。アスナの友人である彼女は、キリトに心を惹かれて苦しい気持ちをあじわいます。第三話「朝露の少女」は、記憶をうしなったユイという少女をキリトとアスナが救出し、家族のような関係となるも、やがてユイとの別れがやってくることになります。
第四話「赤鼻のトナカイ」は、かつてキリトが所属していたギルド「月夜の黒猫団」の物語です。おおよその顛末は第1巻でも語られていましたが、ここではキリトとともに戦っていたサチという少女を復活させたいというキリトの強い思いがえがかれています。
ライトノベル作品として、いずれもバランスのよい構成になっているように感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サブストーリー詰め合わせの2巻。
リズの話、いいね。 -
読了。またアニメが見たくなった。アニメでも思ってたけど、心の温度のリズはホントに切ない...
一番好きなアインクラッド編を読み終えたから、ちょっと、続きは休憩かな。
#読了
#読書好きな人と繋がりたい -
ソードアートオンラインの第二巻。もちろん面白くないわけはない。アニメとセットで見ることをオススメします。
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キリトがもてもてすぎる
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二巻にしてサイドストーリー集というのは、なかなか作者は面白いことをするなぁと思った。ダンジョンといえば、一心不乱に攻略へと突き進むものだが、街を形成したアインクラッドで、攻略という中心軸からは外れて生きる人々にフォーカスを当て、主人公との関わりを描いたのが本書である。
このような内容のため、一巻と比べて迫力不足であることは否めず、また、主人公がモテまくるというラノベ特有のご都合展開も鼻につくのだが、前述の試み事態はオモシロイ。 -
前作に続き、とても面白く読み進められた。短編集に近い構成なので読みやすい。ハーレム化してるのがありがちな流れだが。
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短編集、アニメ前半は1巻の長編と2巻の短編集で構成されているはず。
変則的な出版なのは1,2巻の売上で続きを出版するかを決めるためだろうか?
短編集は割と好きな部類にあるが、今回のような物語の世界観を広げ、深める話は特に好きだ。
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1巻が攻略組の物語なら、2巻は攻略組以外の物語になるんだろうな。
生産職の物語やPK問題など面白い内容だった。 -
アインクラッド編はメインストーリーは1で終了していて、2はサブストーリー集です。でも面白く一気読みできました。キリトがかっこよすぎです。