はたらく魔王さま! (1) (電撃文庫 わ 6-1)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.88
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本棚登録 : 1224
感想 : 121
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048702706

感想・レビュー・書評

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  • 勇者に大打撃を受け、捨て台詞と共に逃げてきた先は日本。
    ただここには、力の源である魔力が空気中になかった。

    そして始まる貧乏生活。
    ふんぞり返っていた存在がここまで…という
    ある種涙なくしては語れない日常(笑)
    いや、完全に目指しているところが違いますよ! と
    突っ込みたい状態になっていますが、本人も部下も
    そこに気が付いているような、気が付いてないような。
    仕事をきっちりするのは、良い事ですけれど。

    勇者と魔王を亡き者にしようとする存在は誰?! ですが
    通常の2時間サスペンスとは違ったクライマックスに
    これでいいのか…な状態です。
    B級だから、と言っていますが、そうなのかすら
    謎になってきています。
    非常に読みやすかったですけど、笑えましたけど。
    そしてどこを目指して進んでいくのか
    魔王が謎になってますけど。

  • アニメーション版が高評価だったらしく(未視聴)、積読していたのを消化。バトルものと思っていたが、それよりも、日常生活(それも学生生活ではない)におけるやり取りに仮託し、社会のルールやその問題、何故必要とされるのかなどが開陳される。どちらかと言えば、生活・お仕事物語の趣き。そういう意味では十分面白い。◇また、大人になれば当然知るような常識(戸籍、実印の意味や印鑑証明書。居住用賃貸借契約の結び方など)を微に入り細に亘り描写解説するので、学生さん用のある種の社会マニュアル本の意味合いもとれる。
    そもそも、アクションはアクセントに付しただけで、実質的にはお仕事コメディ作品のように感じれたため、まずまず楽しめる作品のように。

  • アニメから。
    内容はしっかりしているが、文に特徴があるので、好き嫌いがあるかもしれない。
    とりあえずほのぼの日常パートはキャラも際立って面白い。

    9/半ば読了

  • アニメが評判なので読んでみたが面白かった。ラノベの1巻は大体面白いね。オーフェンとブギーポップは途中まで読みました。後者の「あとがき」の寒さは未だに謎。

  • わーい、ドラミっちが1巻を貸してくれた。魔王サタンの世界征服復帰には、バイトから正社員への昇格が第一歩。悪魔対決と貧乏生活のギャップが、いちいち笑えて楽しい。これは発想の勝利。テンポもめちゃいい。マグロナルド幡ヶ谷店での百点満点接客のバイト帰りに謎の狙撃者。勇者エミリアの魔王への憎悪が、魔王ラブな女子高生ちーちゃんの誤解を呼び、失恋に泣きながら笹塚駅に走ると、首都高速が突如崩落!!悪魔系庶民派異世界脱力アクションラブコメディ??みたいな、分類不能のナイスなラノベ。まさかの0巻スタートだったから、狙撃犯人がル***ルだって、すぐわかっちゃった。いつもの甲州街道の新宿~幡ヶ谷~笹塚の散歩コースで読んだから、地元ローカル感はんぱない。こうなるとアニメの笹塚再現映像も見たくなる。フレンテ笹塚はまだできてない頃だと思うけど。

  • 力が抜ける話だった
    基本的に人間ぽくなってる
    美輝の正体が知りたい

  • 2013年読了

  • 現時点でアニメは未見。
    くだけたタイトルとは打って変わって、
    ファンタジー要素と現代のコメディー要素のバランスが良く、その上癖のない文章で読みやすい、
    かなり堅実に書かれた小説だった。
    伏線も多く、純粋に続きが気になる。

    次巻以降は願わくば、もう少しコメディー要素ではっちゃけてもいいと思う。ライトノベルだし。

  • アニメがなかなか面白かったので、本を手に取る。
    ファンタジー世界の住人が現代に現れて、かつ順応していくという物語は、いままであまり見てこなかった気がする。

  • すばらしい面白さ。新人とは思えない。

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著者プロフィール

第17回電撃小説大賞《銀賞》を受賞。『はたらく魔王さま!』で2011年に電撃文庫よりデビュー。他の著作に『勇者のセガレ』『ディエゴの巨神』(ともに電撃文庫)がある。

「2022年 『はたらく魔王さま! おかわり!!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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