iPhone vs. アンドロイド 日本の最後の勝機を見逃すな! (アスキー新書 185)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.21
  • (2)
  • (31)
  • (49)
  • (11)
  • (2)
本棚登録 : 262
感想 : 47
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048704342

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • モバイルコンテンツ産業の片隅にかかわる者として、非常に勉強になった。そして、読んで良かったと思う。
    iPhoneとAndroidの立ち位置について、深く考えていなかったので、なるほどなーと。そして、キャリアやCPが今後どうなっていくのか、しっかりと見届けなきゃと改めて意識。
    何よりも「私、もっと仕事頑張らなきゃ!」と前向きにさせてくれたのが、一番スゴイ(笑)感謝!

  • 元NTTドコモの夏野剛氏による現状のスマートフォン市場の認識とそのなかで日本はどうすべきかの提言が書かれている。
    AppleとGoogleはスマートフォン市場のシェア争いで対立しているのではなく事業展開領域がそもそも異なるので対立していない、現在のスマートフォン市場を牽引しているAppleなどはNTTドコモがiモードやiアプリなどで行ってきた「インターネット的発想」による先進的な事業戦略を研究し尽くして展開しているなど、夏野氏の独自の視点による説明が面白い。
    個人的に興味深かったのは、iモードの海外展開がうまく行かなかったのはNTTドコモの経営陣がマジョリティ投資を行う判断を行わなかったからだ、というところでした。
    後半では、今後、国内の通信キャリアやメーカーがとるべき戦略、日本の優位性と弱点の克服など、日本の企業に対する提言となっているが、あくまでも夏野氏個人の見解として参考程度にして、各個人が自分の立場や役割から考えていく必要があると改めて思った。

全47件中 41 - 47件を表示

著者プロフィール

1988年、早稲田大学政経学部卒業、東京ガス入社。95年、ペンシルバニア大学経営大学院卒業。96年、ハイパーネット取締役副社長。97年、NTTドコモ入社。榎啓一、松永真理らと「iモード」を立ち上げる。2001年に米国の経済紙『ビジネスウィーク』にて、「世界のeビジネスリーダー25人」に選出される。執行役員を経て08年にNTTドコモを退社。現在は慶應義塾大学特別招聘教授のほか、ドワンゴ、セガサミーホールディングス、トランスコスモス、グリー、USEN-NEXT HOLDINGSほか多数の企業で取締役を兼任。

「2018年 『誰がテレビを殺すのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

夏野剛の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
デールカーネギ...
ウォルター・アイ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×