iPhone vs. アンドロイド 日本の最後の勝機を見逃すな! (アスキー新書 185)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.21
  • (2)
  • (31)
  • (49)
  • (11)
  • (2)
本棚登録 : 262
感想 : 47
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048704342

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 少し時間が経ってから読んだが、アップルとグーグルは対立せず、それぞれの戦略に基づいて規模を広めている。筆者の提言した最後の勝機を日本企業が掴んだかは怪しいところだ。

  • 本人もちゃんと認識して分かったうえなのだろうけれど,やはりタイトルと中身が乖離しているな.
    夏野さんの持論展開みたいな.
    それはそれで面白いのだけれど.

  • 「iPhone vs. アンドロイド」というタイトルながら、内容はiPhoneの競合はAndroidではないと著者は説いている。
    そして、アンドロイドを日本独自にカスタマイズすべきだと。

    言ってることに革新性は感じられないものの、実際のその通りに日本の携帯業界が進んでいることを考えると、先見性はあるのか?

  • 伝説の(?)iモードを立ち上げた夏野剛氏の著作。
    ページ数の割には、内容がうまく纏まっているためか濃い内容である。
    データも豊富ですね。ただ、時の流れといいますか、ケータイ事情の流れは早いものでして、若干ですが記述に疑問を感じるところも。こればかりは、仕方ないんですが。
    さて、時代を席巻したiモードが何故に世界標準となれなかったのか?
    iPhoneとAndroidとのビジネスモデルの違い。
    そして、日本の今後について分かりやすく語られております。
    ガラケーをバカにしたような語り口する輩は、この本を読んで出直したほうがいい(笑)iモードは研究され今のiPhoneに繋がっているし、世界的にケータイ機能は多機能へシフトしているという現実をどう見るのかと。
    良本でした。

  • 20120328

  • 何故、日本の携帯電話は取り残されたのか?の考察。

  • タイトルのようにアップルのiPhoneとグーグルのAndroidで
    今後のスマートフォン市場はどちらが優勢になっていくのかを
    述べた本ではなく(冒頭で両者が対立しないことを述べている)
    アップルの戦略とグーグルの戦略に対して
    日本のキャリア・メーカー・コンテンツプロバイダーが
    今後どのように戦略を立てて行くべきかを述べた本。

    著者はi-modeの産みの親であり独自の進化を遂げた
    日本のケータイ事情を知り尽くしているので
    とても面白く読めたし分かりやすかったです。

    それにしても2000年代前半の勢いが失われ
    現在の海外メーカー製のスマートフォンに日本のガラケー市場が
    完全に取って代わられようとしているのが悲しく感じられる反面
    まだまだ日本の技術力を持ってすれば挽回可能だとも
    思わせてくれました。

  • 単に夏野剛さん ( @tnatsu ) の著書という事で、手にとった本。

    iPhone vs アンドロイド って、
    夏野さん、今はiPhone中心で推してたはず?

    って、思って読み始めたところ、
    別に対決ネタではありませんでした。

    そもそも見ている視点、視座が違うという話から、
    今までの国内、グローバルのキャリア、メーカーの考え方がよくわかります。
    ある程度知っては居ましたが参考になります。

  • グラフがあると解りやすいものね。

    両者の戦略として、『どこで儲けるか』の違い。に始まり、
    日本の携帯技術と市場規模の数値10年分からの考察。
    何故しぼんだのかについての考察。
    等を前半に書き、

    ドコモとそのビジネスもでるの失敗について後半に書かれている。
    最終にドワンゴと西野さんについて書かれている事が役に立ったかな。

    これからこうだというものではなく、過去から現状までを書いているようだった。

  • i-modeの開発に携わった夏野氏の本。

    iphoneとAndroidは思想の違いから競合しないことに始まり、
    今後の日本のキャリア・メーカー・CPがどのようにしていけばよいか
    について書いてあった。

    AppleとGoogleのビジネスモデルの違いも知ることができる。

    日本のキャリアが土管化しないためには、この両者と協力しながらも対抗していくことが必要だろう

全47件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1988年、早稲田大学政経学部卒業、東京ガス入社。95年、ペンシルバニア大学経営大学院卒業。96年、ハイパーネット取締役副社長。97年、NTTドコモ入社。榎啓一、松永真理らと「iモード」を立ち上げる。2001年に米国の経済紙『ビジネスウィーク』にて、「世界のeビジネスリーダー25人」に選出される。執行役員を経て08年にNTTドコモを退社。現在は慶應義塾大学特別招聘教授のほか、ドワンゴ、セガサミーホールディングス、トランスコスモス、グリー、USEN-NEXT HOLDINGSほか多数の企業で取締役を兼任。

「2018年 『誰がテレビを殺すのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

夏野剛の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
デールカーネギ...
ウォルター・アイ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×