約束

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048735490

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。じ〜んと涙がでるようなお話し達。

  • 「約束」が好き。

  • 学校の図書室で見つけた1冊です。
    石田衣良の短編集でほのぼのとした
    ショートストーリーの中に、胸が締め付けられるような感動があります。
    中でもお気に入りは『天国のベル』
    ラストの展開は不思議な、でも何故かリアルで、久しぶりに本を読みながらウルっときました。おすすめです。

  • 石田さんの文章ってなんでこんなに優しくて涙が出るんだろう?
    いくつかの短編小説が収まったこの本。
    1話目から泣きまくった。
    人は生きてる限り、いくつもの悲しみや苦しみを経験する。
    この本はそこから立ち直る姿が優しく描かれている。
    石田さんの本で一番好きです。

  • 生きている限り、人は悲しみから立ち上がることができるのだろうか?
    友人を失っても、片足を失っても、伴侶を失っても…。
    人の悲しいまでの強さを伝えてくれる短編集。

  • 「もういちど、生きよう-。」
    泣けます、かなり泣けます。
    高校時代、受験前の自学中の図書室でみんな勉強してる中この本読んでないたのはあたしです笑

  • 石田さん曰く、池田小学校事件のレクイエム・・私は米での銃乱射事件の鎮魂歌としても捧げたい気持ちです。偉そうですみません。
    人間の感情の豊かさ、希望と絶望、出会いと別れ・・私達はもっと敏感にならなくてはと思います。
    この本と出会うきっかけとなった夕陽へ続く道(違ったらごめんなさい)が好きです。

  • どの話も似ているようで似ていなくて、人の哀しみや喪失感はそれこそ無数にあるのだと気づかされる。
    失ったものを悲しむのではなく、立ち上がるための指南書として、傍にあってほしい物語。

    かなしい物語を読んでやさしい気持ちになるなんて、人間はなんて矛盾に満ちた生き物なんだろう。

  • 石田さんの文章には、透明度が高いというか、清潔感があると思います。この「約束」もそのひとつ。でも泣けるはなしが多かったなあ。もっといいことがあるよ、と励ましてくれる本です

  • 短編小説。最初の約束に偉く感動した。他はそうでもなかったが、約束だけはオススメである。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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