ホテルジューシー

著者 : 坂木司

• 角川書店 (2007年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[akさんの感想 · 2022年8月14日]

うまいなぁ。
さすが。
ポーたま、作ろう。

[エルさんの感想 · 2022年7月6日]

真面目な女子大生が一夏のバイトで沖縄で働く。沖縄の文化や考え方が面白い。クセのあるお客や従業員たちに揉まれながらもガチガチ真面目なひろちゃんの成長が微笑ましいお話だった。沖縄行きたくなる。

[金城学院大学図書館さんの感想 · 2022年6月29日]

【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/

[まーちゃんさんの感想 · 2022年3月18日]

図書館で借りたもの。
バイト先のホテルジューシーで、昼夜二重人格の“オーナー代理”やあやしげな同僚、ワケありのお客さんに翻弄される日々を送るヒロちゃん。怒りつつもけなげに奮闘するヒロちゃんにさらなる災難が…。

タイトル見て｢ジューシー食べたいなぁ｣って思ってたら、ホテル名もジューシーが由来だったみたい。
ソーキそばにジューシー…沖縄料理食べたいなぁ、沖縄行きたいなぁ。

従業員と客の関係でそこまで入れ込むのが理解出来ない…暴走気味の浩美にオーナー代理が言った
｢正しくないから助けてあげる。なんとかしてあげる。あたしがいなくちゃあの人たち、どうしようもないんだから。そういうのって、片目をつぶることのできない子供の理論だね｣
という言葉がまさに。

主人公は苦手なタイプだったけど、周りのおばちゃんたちは温かくて良かった。

[cacoさんの感想 · 2021年10月24日]

正義感の強い女の子。読んでて疲れちゃいそうになるけど、なんだかよかった。たったひと夏のバイトで、なんであそこまで、真っすぐ責任感が持てるんだろう。まぁ小説だからってのも、もちろんある。
間違ってない。多分、正しいんだけど、価値観の違いを受け入れるのも大事だなって分かるのは、本だからで、客観的に見ることができるから。自分自身、自分の価値を人に押し付けてないか、考えてしまう。
みんな違って、みんないいんだろうな。

[SAKURAさんの感想 · 2021年9月26日]

「イチャリバチョーデ―。行き交えば兄弟。意味は、袖振り合うも多生の縁、みたいな感じ。きっとそれは『正しさ』の先にあるもの。正しさを超えて、私があの子たちとつながったように。」（１２０ページ）

沖縄のホテルで働くことになった主人公。
正義感みなぎり、情が深い彼女は、
さまざまな客とスタッフに囲まれながら、一夏を過ごす物語り。

[ﾂﾏﾐさんの感想 · 2021年7月26日]

沖縄に行きたくなる！
住み込みバイトというのも自分は経験したことがないので、フィクションとはいえ擬似体験のような気持ちで楽しく読めた。
優しい人たちに囲まれて、いい夏休みを垣間見れました。

[つじよしさんの感想 · 2021年7月11日]

20210711読了
#島
#沖縄県

[コプ眠さんの感想 · 2021年2月27日]

シンデレラティースのサキちゃんのお友達ヒロちゃんの夏休み沖縄バイトのお話でした。サキちゃん視点からみたヒロちゃんと印象ちょっと違ってて、自分の正義感で突っ張ってしまうところが好きになれず、これまで読んだ坂木司で一番評価低めかも。それなりに面白かったけど。
沖縄に行きたくなりました。ご飯美味しいんだよね。

[晴也さんの感想 · 2021年2月21日]

自分が正しいと思っているのにあまり共感が出来なかったが周りの人に叱ってもらったり自分で考えて行動していく所には好感が持てて良かった。

著者プロフィール

一九六九年、東京都生まれ。二〇〇二年『青空の卵』で〈覆面作家〉としてデビュー。一三年『和菓子のアン』で第二回静岡書店大賞・映像化したい文庫部門大賞を受賞。主な著書に『ワーキング・ホリデー』『ホテルジューシー』『大きな音が聞こえるか』『肉小説集』『鶏小説集』『女子的生活』など。

「2022年 『おいしい旅 初めて編』 で使われていた紹介文から引用しています。」