幻想小品集

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048738132

感想・レビュー・書評

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  • 描写が好き。

  • 近親相姦など嫌な話もあったので評価は3ですが、好きな表現がたくさん出てくる本でした。薬の種類の説明は楽しかったし、チョコの女の子も可愛かったです。チョコの話は女の子は可愛いけど、大人の怖さもあって、中毒の気持ち悪さが凄い。じわじわ気持ち悪い描写。睡眠薬の話、難しい名前がいっぱい出てきたり、すごい細かいことまで詳しく書いてあるので、好きなひとは楽しいと思う。

  • 11/14

    最後の話が好きでした。

  • 野ばらさんの世界が広がっていました。
    睡眠薬の表現がどこか美しく感じられたのが印象的でした。

  • これは短篇集だったのですが
    やはりいつもと感触が違う
    Fetishの短篇と近いと思う
    服の描写もいつもよりは
    全然少なかったと思います

    フィクションらしいフィクションで
    いろいろ想像しながら読みました
    登場人物に具体性を持たせないために
    服の話が少ないのかなぁ

    私はalice auaaの話と
    嗜眠性脳症の話が好きでした

  • 異端的愛

  • 地雷。睡眠薬の話はすきだったんだけど

  • 未読。

  • ひとつやふたつネジがはずれているほうが、世界は美しく見えるに違いない。

  • 物の描写が凄く細かくて、登場人物の執着が感じられます。
    眠剤を女性に例える表現が気に入りました。

    痛々しくしか人を愛せないところに、妙に惹きつけられました。

    そのこと自体の好みじゃなくて、恋人が好きだから私も好き、みたいな姿勢は
    前作と同じだな、と感じました。

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著者プロフィール

文 嶽本 野ばら
京都府宇治市出身。作家。
1998 年エッセイ集『それいぬ̶ 正しい乙女になるために』(国書刊行会)を上梓。
2000 年『ミシン』(小学館)で小説家デビュー。
2003 年発表の『下妻物語』が翌年、中島哲也監督で映画化され世界的にヒット。
『エミリー』(集英社)『ロリヰタ。』(新潮社)は三島由紀夫賞候補作。
他の作品に『鱗姫』、『ハピネス』(共に小学館)、『十四歳の遠距離恋愛』(集英社)
『純潔』(新潮社)など。『吉屋信子乙女小説コレクション』(国書刊行会)の監修、
高橋真琴と共書絵本『うろこひめ』(主婦と生活社)を出版するなど少女小説、お姫様をテーマとした作品も多数。

「2021年 『お姫様と名建築』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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