- Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048738132
感想・レビュー・書評
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リキュールの入ったチョコレートボンボンみたいな、甘いのに辛くて気づかないうちに酔ってしまうような。そんな小品集。乙女の感傷は決して甘くない。
異常なことをする人間が必ずしも異常なわけではない。その行為が異常であるだけで。
しかしなんだか後味は心がごそごそした。美しいんだ。美しいんだけれども。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一番好きなのは2番目のやつ。
ちなみに苦手なのは一番最後のやつ。
でもどれも綺麗で、なんだか生活の垢にまみれてないというか、
そんな感じがして好き。
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心に痛さが残ります。
ですが、この痛みはなぜか心地いい。
痛いくらいに誰かを「愛した」記録です。 -
2008.07.27. 今までの作品より、いっそう異様さが際立つ。
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少し間をあけて読んだ作品だからか、どれも印象的。aliceauaaのお洋服を見たくなりました。
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本当に幻想的な感じ。
こういう雰囲気の物語は好きだけど、
薬の名前が難しすぎて理解できない。 -
野ばらさんの素敵なお話が沢山つまった一冊です(^ω^)
本が苦手な人にもいいはず。
読んだ後に、ヨーロッパ貴族みたいな気分が味わえる!(え -
読み進めてくごとにエロくなる。
ちょっと難解なところが多々あり。 -
最近の野ばら作品はちょっと私の好みからは外れてきていたのですが(初期作品の雰囲気が好きなので)、今回のはわりと好きな作品が集められていて良かったです。睡眠薬の話が特に好きです。ただラストの『チョコレート・カンタータ』は…ちょっと。少女の視点がもう少し何とかならなかったものかと。呂律が回らないのをそのまま文章にされると読み辛いので、違う表現で少女の外側と内側の相違を書き切っていただきたかったなぁ…と(偉そうな感想ですみません;)/(2008.02.09読了)
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出逢いの作品としてはよくなかったかもしれない。
たぶん、もう読まない。