ソードアート・オンライン10 アリシゼーション・ランニング (電撃文庫)
- KADOKAWA (2012年7月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048866972
作品紹介・あらすじ
謎のファンタジー世界に入り込んでしまったキリト。VRMMOチックなその空間で最初に出会った少年・ユージオ。"NPC"とは思えないほど感情が豊かなその少年と共に、キリトは央都"セントリア"に向かい、そして、二年が過ぎた-。キリトとユージオは、"北セントリア帝立修剣学院"の"初等練士"となり、それぞれ先輩であるソルティリーナとゴルゴロッソの指導を仰ぎながら、人界最強の秩序執行者"整合騎士"を目指す日々に明け暮れていた。央都を統べる"公理教会"の中枢にたどり着くため、二人はあまたの障害をはねのけ、学院にわずか十二人しか存在しない"上級修剣士"を目指す-!壮大なるヴァーチャル・ワールド・スペクタクル。
感想・レビュー・書評
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SAOは読み始めるとやっぱりおもしろい。AIの最先端技術とそれの抱える問題がどうなっていくのか面白くなってきたし、キリトくんの入り込んだ仮想世界にも愛着が湧いてきたし、この先の展開が気になります。
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まぁ、読み易いし面白いけど・・起承転結の承かな、まだ物足りない。アンダーワールドは加速世界になるが、実際の年齢も超えてしまうってのが意外感。「アクセル・ワールド」の場合は戦闘とかに限定されるし、邯鄲の夢は消えるし、ハインラインの人形使いは時間延長の限定物。現実と別世界での時間差異で興味深い試みという気がする。さて、この矛盾をどう決着するかだな。主人公が精神的に成長しなければ問題ないとか^^;
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アニメを凌駕する面白さが、この著者の作品には確実にある。むしろアニメのほうが、(とくに初期の作品は)冗長な感じがして面白さが半減してた。
本当に一度小説の世界に入り込むと、ページをめくる手が止まらない。アニメより数段上のクオリティに脱帽です。
いやあ、一気に読んでしまった。 -
ソードアートオンライン、略してSAOも10巻目。アニメから入っているので読んでいると映像が浮かびながら毎回読んでます。が、今回は始めの章でかなり難しい解説から入るので少しだけ重たく感じます。出だしをクリアーすれば割とスラスラと読めます。続きが楽しみです。
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アリシゼーション2作目。前作が全然おもしろくなかったのでどうなることかと危惧していたが、全然杞憂だった。著者があとがきで言い訳していた前半の説明(明日奈の目線で語られる)も全然退屈しなかったし、後半のアンダーワールドでのキリトたちの活躍も楽しかった。アニメが10月から始まるので、できればそれまでに完読したい。
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バーチカルスクエア大好きです
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病院にはこばれたあと、すがたを消してしまったキリトのゆくえを追うアスナは、茅場晶彦の恋人であり研究協力者であった神代凛子(かみしろ・りんこ)の協力を得て、菊岡誠二郎(きくおか・せいじろう)が推し進める「プロジェクト・アリシゼーション」の存在を知ることになります。
一方、仮想世界である「アンダーワールド」に入り込んだキリトは、ユージオとともにルーリッドの村を旅立ち、北セントリア帝立修剣学院で剣士としての修行を積んでいきます。
著者自身も「あとがき」で述べているように、この巻の前半をまるまる費やして、現実世界における状況説明がおこなわれています。もうすこし小出しに世界設定が明らかにされていくのかと思っていたのですが、最初にストーリーの大枠が示されたことで、戸惑うことなくキリトの活躍をたのしめるのはメリットなのかもしれません。