20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)

著者 : 古賀史健

• 星海社 (2012年1月26日発売)

感想・レビュー・書評

[あおいりんごさんの感想 · 2021年12月17日]

ライター志望の方におすすめ。

「書くことは考えること」、深い。
もっと書いて、もっと考えねば。

[ノリカさんの感想 · 2021年12月5日]

記録

[桜美林大学図書館さんの感想 · 2021年10月20日]

https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/878837

[おからさんの感想 · 2021年10月18日]

項目ごとにまとめもあり、さすが文章術の本、
読みやすい構成に、文章でした。

社会人になり、短いものだとメール、長いものだと会社の提案書やHPのコラムなどの文章を書く機会が増えたため、勉強したいと思い本書を読みました。

感覚として行っていたことから、新たな気づきまで..
様々なことを得ることができ、とても勉強になりました。

[show5さんの感想 · 2021年10月11日]

一時期小説の書き方に関する本を何冊か読んでいた時期があるのだが、これはノンフィクションの書き方。かと言って、ビジネス文書ではない。こういうのは一般人には書く機会があまりなかったと思うのだが、全ての人が文章表現を求められる時代ということですかね。書くこととは言語化することであり、すなわち考えることである、という基本スタンスには共感する。著者の言うぐるぐるを翻訳するというのがすなわち言語化なんだと思う。

[いーさんの感想 · 2021年9月27日]

文章を書く際の、様々な考え方、テクニックを学んだ。

その中の一つである、「自分の頭の中にある言葉以前の”ぐるぐる”を翻訳するイメージが大事である」という考え方が印象に残った。

一流のライターが「自分の考える文章論」という”ぐるぐる”を言語化し、自分がこの本に書いた文章術を実際に使って書籍にしているので、面白い構造である。

[Grace Yuさんの感想 · 2021年9月19日]

文章を書くためのコツが書かれた他の書籍と内容はほぼ同じですが、構成がビジネス本のように簡潔ではないので、自分が知りたい情報を得るためには関連箇所を何ページか読む必要があります。
でも、著者のエッジが効いてリズム感がある文章を読んでいると、書くという作業の面白さが伝わってきて、すぐにでも何か書きたい衝動に駆られます。
この本のページの下部の空白が、上部と比べ広めなのが気になりました。細長い本のため、読んでいるときに本がすぐに閉じてしまうので、ページの下の方にスマホを置いて読むのにはgoodかも。

[morickさんの感想 · 2021年7月27日]

とてもわかりやすく、また自分をその気にさせてくれる本。だからこそ書き続けることが大事だと思う

[八千代足ツボさんの感想 · 2021年7月14日]

文を書くことが苦手な自分にとって、
とても参考になる本だった。

これは頭の中の「ぐるぐる」を話し言葉では伝えることができたが、
書き言葉になると、本で言うところの論理展開、
（リズム）ができていないことが理由だと思う。

事実、入社してから急にメールやワード、
資料作成など、文を書くことが増えたが、納得がいくものが作れず、頭の中で考えては、何度も作り直す手間がかかっていた。

そこで読み始めたこの本では、頭の中の言葉がなぜ書けないか理由が述べられ、読みやすい文章のコツを教えてくれる。

また、具体的な例をもとにわかりやすく教えてくれるため、読んでいても苦にならないし、
飽きやすい自分でもスラスラ読めた。

「20歳の自分に受けさせたい」と、
タイトルのとおり、20代で読んでおいてよかったと思った。

[Shuyaさんの感想 · 2021年6月28日]

【素人に向けて書く】
“正しさ”は大切だが、読み手を議論のテーブルに呼び込むように書く。
読み手が途中抱えるであろう疑問にも触れる。
書く内容を理解するまでの過程を見せる。
繰り返し読む。

・書くから考えられる
脳内のモヤモヤを出す。形にする。
・仮で接続詞を入れてみる。論理破綻してないかチェック。
・断定←根拠を固めてから。
・主張、理由、事実のマトリョーシカ
・読者（お客）と同じ椅子に座る（お店でもそう）
・専門性に逃げない。誰よりも理解してから書く。
・書く内容から広範なキーワードを連想する。
最初に出したキーワード10個＋それ以外のテーマでキーワード10個
偏りのない内容に。
・“嫌い”な文章から、自分がなりたい書き手を考える。

著者プロフィール

●古賀史健（こが　ふみたけ）
　1973年、福岡県生まれ。ライター、株式会社バトンズ代表。『取材・執筆・推敲』『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』（共著・岸見一郎）、『20歳の自分に受けさせたい文章講義』ほか著書多数。2014年「ビジネス書大賞・審査員特別賞」受賞。構成に幡野広志さんの思いをまとめた『ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。』（ポプラ社）など。

「2021年 『雨は五分後にやんで 異人と同人Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」